『アリキリ(サイボウズさん作)』で想うこと

我が家の9連休も今日でおしまい。明日から仕事です。

 

私がフルタイムで研究職として勤務しているのに、夫が単身赴任+子どもたちもまだ手がかかる歳なので、かなり効率よく一日を過ごさないと、仕事に、育児に、自分の自己啓発に、とすべてをやり抜くことはできません

 

働き方や自分の一日の過ごし方を試行錯誤していた二年前に出会ったサイボウズさん作の『アリキリ』働き方改革に関する動画です。

 

公開された当時そこそこ話題になっていたのでご覧になった方も多いかと思いますが、まだ見たことがない方がいらしたら、お時間があるときにぜひご覧ください。 

 

この動画の中のアリたち、どこが間違っていると思いますか?

 

昔、友人に同じ質問をしたら、

「会社を出た後にカフェで仕事するところかな?」

と言っていました。

 

それも確かに間違いなんですが、一番の間違いは、

「(土が落っこちてきてしまうことが)あの結構よくあることなんで」

という発言だと私は思います。

 

結構よく崩れちゃうような巣を作っていては、仕事の効率なんていつまでたっても上がりません。アリにとって巣作りはひとつの大きな仕事ですから、「どこにどうやって巣を作るか」は「どんな質の仕事をどんな方法でやるか」に相当します。

 

私も子どももいなくて時間が有り余っていた頃は、職場でもただがむしゃらにいろいろなことをしてしまっていたのですが、今の私には時間がありません。ですから、今は、何をやるにも、事前によく考えるようにしています。

幸い、考えることはどこでもできます。会社を出てお迎えに向かっている時でも、子どもたちにご飯を作っている時でも、子どもたちを寝かせつけている時でも、いつでもどこでも考えることができます。

そして、何をどんな方法でどんな手順でやるかをよく考えるだけで、仕事の効率は格段に上がります

 

あとは、無理矢理でも勉強する時間を作るようにしています。自分に与えられた24時間で自己啓発の時間をとるのは本当に至難の業ですが、昔の知識の貯金で生きていけるほど世の中甘くないと最近痛感しています

 

研究職という、子育てしながら働くには本当につらい職業を選んでしまったものだなと思います。やり方の正解が分かっているわけではないので、どうしても試行錯誤が伴います。それでも無駄な試行錯誤をしている暇はない。毎日毎日、自分自身の1日の向き合い方を工夫しながら過ごしています。

 

1日24時間を大切に使っていきたいです。