日頃の学びが旅を豊かにし、
逆に旅が学びを豊かにすることもあります。
今日から数日は、
年末の旅で出逢った学びのあれこれについて
書いていきます。
年末の旅の出だしは福岡県の志賀島。
私の両親や兄弟家族と年末に泊まるのが恒例になっています。
今回初めて金印の展示に出会いました。
ブログには書いていませんでしたが、
12月ごろからこの本を
寝かせつけの絵本のかわりに
読み聞かせています。
この本を寝かせつけの本に選んだ理由は3つ。
①「お勉強」になる前に歴史に触れさせたかったから
小学校の社会はざっくりと
5年生が地理
6年生が歴史
となっていて、
歴史を学ぶのは6年生になってからなので、
我が家の子どもたちにはまだ
学校での歴史の授業は始まっていません。
歴史が「お勉強」になる前に
歴史の面白さと奥深さを教えたいと思いました。
②子どもが歴史に興味を持っているから
学校での図書の時間に本を借りてくる時は、これまでは料理か手芸の本でした。
でも最近、頻繁に歴史の本を借りてくるようになりました。
歴史を部分的に切り取った本も楽しいのですが、歴史の全体の流れが分かって初めて楽しめる内容もあります。
ただ、学校ではまだ歴史の授業がないので、
歴史全体を把握できる本を
寝かせつけの一冊として
毎日読むことにしました。
③私が歴史が好きだから
歴史の裏話、大人でもとても楽しめます。
毎日楽しく読んでいます。
さて、そんなこんなで、
本の中に、遣隋使のことや金印の話も出てきていたので、
志賀島で金印の展示を見かけた時は
「金印ってあれだね!」
とすぐにピンときたようでした。
「金印が見つかったのってココだったの??」
と、初めて「志賀島」を実感。
なんども志賀島には訪れていますが、「歴史の中での志賀島」と一緒に
しっかりと認識されたようでした。
実際の金印の重さを体験できたりもして、
とても楽しい展示でした。
明日は関門橋で学んだことを
書いていきます。