旅での学びシリーズをちょっとお休みして、
今日は
学会で活躍する大学生
の話をさせていただきたいと思います。
すこし前になりますが、私も運営に参加している学会で、
雑談対話システムのコンペティション
が行われました。
ざっくり言うと
- 雑談ができる対話システムを作ってエントリー。企業でも大学でも個人でも参加可能。
- 予選を実施し、上位3位だけが学会当日のライブでの評価に参加できる。
- どの対話システムを誰が作ったかは伏せたうえで、どの対話システムがもっとも良い雑談ができたかをその場にいる参加者全員でライブで投票する。参加者や関係者は当然投票権なし。
- その場で集計して表彰。
結果はこちら。
ふたつコンペがあって、
社会人に交じってしっかり優勝された
大阪大学の学生さんももちろん素晴らしかったのですが、
私が特に感心したのは東工大の学生さんです。
ライブコンペには先生との共著はなく、
大学院生の女性ふたりで参加されていました。
いわゆるリケジョというやつです。
優勝のコメントでは
「去年のライブコンペを観客として見ていて、
とっても面白かったので、
来年は絶対私も参加したいって思ったんです。
すぐに友達を誘って一緒に参加することにしました。
予選を通過できて、さらに、優勝までできて、
なんか夢みたいです」
とおっしゃっていました。
表彰式の後に、優勝したふたりのところに行って、少し質問をしました
私「おめでとうございます。お友達を誘ったらすぐにOKしてくれたんですか?」
学生さん「はい!ねっ(ふたりで目を見合わせて)。」
私「まず何から始めたの?」
学生さん「名前を決めました。東工大だから、Tokochan(トーコちゃん)にしようって。」
そのあともいろいろお話してくださいましたが、
とっても可愛らしい、キラキラした眼のおふたりでした。
面白なと観客として見ていても、
研究の合間を縫って実際に参加するとなると
なかなか大変なこともあっただろうと思います。
自分自身がモチベーションをもって
勉強したり研究するのは素晴らしいこと。
そのキラキラした想いを持ったまま卒業して
業界で活躍して下さることを願います。
明日も旅での学びシリーズはちょっと休みして、
大学の先生から学生さんたちへのメッセージ
をご紹介したいと思います。
今日も読んでいただきありがとうございます。
明日も遊びに来ていただけると嬉しいです。