昨日、日々の勉強について書きました。
selfmanagementforkids.hatenablog.com
今日は、昨日のブログで少しだけふれた「論理エンジン」を紹介します。
完全に手前みそですが、うちの子は、算数と理科がとても得意です。
理数系が得意な一方で、国語はあまり得意ではありません。私自身も子どもの頃にもっと本を読んだらと親にすすめられても苦痛でしかなかったことが思い出されます。個人個人の特性もあるので仕方がないかなぁと思いつつも、国語を放置して中学になると困ることもあるかもしれないねと親子で相談して、11月頃から平日のベースの勉強に、毎日、国語の勉強を足すことにしました。理数系は得意だけど国語が苦手という子に向けた問題集(「くもんのロジカル国語」など)をいろいろと試しましたが、どれもいまいちしっくりこず、あまり長続きしませんでした。
そんな中で、12月頃に出会い、毎日の勉強として定着したのが「論理エンジン」です。
こちらは5年生用のレベル1のお話し。お話しは全部で4~5枚あります。
こちらは4年生用です。5年生に比べると文字も大きく読みやすい文章です。
論理エンジンの特徴は、
- 各学年「レベル1」から「レベル10」までだんだん問題が難しくなっていく
- 各レベルは「ステップ1」から「ステップ5」の5ステップで構成されている
- 各レベルの一番最初にお話全体が載っていて、ステップ1は話の全体に関する問題、ステップ2〜4は話の一部分を切り取った問題
- 「ステップ5」は普通の国語の問題集とはちょっと違う考える問題
- 全体に話が面白い
といったところでしょうか。
我が家では、毎日平日にひとつのステップを解いています。分量としては、見開きか、見開き+プラス1ページ。
例えば4年生の「レベル8」の「ステップ2」はこんな問題。我が家ではこれが一日分です。
「ステップ5」は少し変わっています。4年生の「レベル8」の「ステップ5」はこんな問題。
ステップ1は話の流れをつかむ問題、ステップ2~ステップ4はいわゆる読解問題、ステップ5は調べる問題や、自分の考えを表現する問題、状況を説明する問題などです。
ステップ5の問題は、国語の問題としては変わっていますが、自分の考えを自由に書ける面があるので、うちの子はステップ5の問題が一番好きなようです。人に分かるように説明する力や論理的に考える力を養う問題集としてはとてもよくできていると感じています。
冒頭に書いたようにうちの子は国語があまり好きではないので、下の学年から始めました。下の学年用の問題なのにはじめは不正解ばかりでしたが、続けていくうちに、不思議と間違えることの方が珍しくなってきました。
一週間でひとつのレベルが終わります。レベルは上がっているはずなのに正解は増えているので、本人もやる気が継続しているようです。読解力や記述力は簡単に身につく力ではないとは思いますが、気長にやっていきたいと思ってます。
論理エンジン(小学生用)には、緑色のシリーズと青色のシリーズがあり、青の方が難しいそうです。我が家はまだ緑色のシリーズをやっています。学年のラベルはあくまで目安として、その子に合わせた問題集を手に取られるといいと思います。
論理エンジン4年生(緑シリーズ)
論理エンジン5年生(緑シリーズ)
論理エンジン6年生(緑シリーズ)
論理エンジン4年生(青シリーズ)
論理エンジン5年生(青シリーズ)
論理エンジン6年生(青シリーズ)