昨日から、情報の業界に起きている革命について書いています。今日は「ベンチャー革命」について書きたいと思います。
ベンチャー自体は20年以上前にももちろん存在しましたが、ベンチャーにすすむ人はそんなには多くなかったように思います。しかし、ここ10年で「優秀な学生さんほど起業する」という形に変化したのを強く感じます。
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東大、東工大、京大、阪大などに進学して、就職せずにベンチャーを立ち上げる。
業界のことを知らない親御さんの中には心配される方もいらっしゃるだろうなぁと思いながら見ています。でも、仮にお子さんが就職という道を選ばず起業しても、まったく心配することはありません。
理由はふたつです。
- 「大きい会社だから安定している、小さい会社は安定していない」というのは幻想です。大きい会社に入ったからといって安定した生活が待っているわけではありません。逆に、小さい組織は立ち回りやすく、変化が大きい業界では強い部分もあります。
- 起業できるような子は「やっぱり組織に所属しよう」と思えば、いつでも就職できます。「新卒」より「経験を積んだ中途採用」でステップアップしていく人が多い業界なので、起業でスキルを積んでいると思えばまったく問題ありません。
起業して、実際に事業として大きくなっている会社もたくさんあります。みなさん優秀で素晴らしい人たちばかりです。みなさんとても楽しそうに働いています。
紹介したらキリがないですが、例えば Mantra。東大の学生さんたちが立ち上げたベンチャーです(もう修了して社会人です)。
はてなのみなさんが「スマニュー砲」でよくご存じのスマートニュースも、ベンチャーの代表格ですね。下記の中には立ち上げ時の苦労も書いてあります。
それから人工知能の業界ではなんといってもPFNですね。
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上の記事で取り上げた岡野原さんたちが、最近本を出しました。その名も「Learn or Die 死ぬ気で学べ」。PFNの立ち上げについて書いてあります。
「優秀な学生さんほど起業する」
これは本当に本当の話です。もしも、お子さんが「起業することにした」と言ったら、それはおこさんがとても優秀な証拠です。ぜひぜひ応援してあげてください。