情報の社会に起きている革命③

昨日と一昨日は、情報の業界に起きている革命について書いてきました。今日はその最終日。「学歴不問の革命」について書きたいと思います。

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そもそも「学歴」とは何でしょうか。

 

採用する側からすると、仕事をしてもらう上でその人がきちんと力を発揮してくれるかどうかを測るためのひとつの指標だと思います。情報の業界でもひとつの指標ではありますが、それが採用の根拠になることはまずありません。なぜなら、「その人がきちんと力を発揮してくれるか」を測る要素は他にもっともっとあるからです。実際に募集要項には「学歴不問」と明記してある企業も増えてきました。

 

 

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上の記事の中にもあるとある会社に転職した友人に会社の様子を聞くと「前の会社とは明らかに雰囲気が違うね。いろんな人がいる。」と言っていました。

 

日本の企業はまだまだ画一的です。同じような大学を出た人たちが、同じような姿形で働いています。でも、それではやっていけない。だからこそ、転職組も積極的に採用したりしながら、柔軟な発想をしてくれる人材を求めている、そんな状態です。

 

下の記事の中に書いた、

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私たちが生きた時代とこれからの子どもたちが生きていく時代は全然違うので、単なる学歴社会をお行儀良く乗り切っただけでは、子どもたちは到底生きていけないだろうといつも思います。

というのは、今社会に出る子どもたちにすでに起きていることです。

 

 

「じゃぁ、どうすればいいのよ。 いまできることは目の前の勉強をこなしていくことだけなんだけど。」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

 

けっして「勉強ができなくていい」と言っているわけではありません。ただ、勉強ができるだけではダメで、自分の頭でよく考えて、自分にしかできない仕事をしようとする力が、以前より求められていると強く感じています。

 

 

以前書いたこの記事の中に、先生からのメッセージとして

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試験で高い点数を取るのが得意なことと面白い研究ができることは無関係です。 

 とありました。

 

仕事も同じです。試験で高い点数を取れたんだろうなぁと思う人が、面白い仕事ができるとは限りません。だからこそ「学歴不問」の企業が増えてきているわけです。

 

 

さあ、子どもたちが世の中に出る5年後、10年後、15年後、20年後にはどんな社会になっているのか。子どもたちはどう育って行けばいいのか。

 

残念ながら私自身も正解を持っていません。何をどうしてどう育って行けばいいのか。私にできることは、自分の頭で考える機会を増やしてあげることぐらいです。

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それから、どんな生き方をしたいかについて、意識して時々話すようにしています。子どもが社会に出るときにどんな世の中になっていてどんなスキルが求められるのかについて私自身が正解を持っていないし、子どもの人生にまったく責任が持てないので、自分で考えてもらうしかないというのが正直なところです。

 

がんばれ、若者。自分の人生を楽しく生きてください。