昨日まで3日間、情報の業界に起きている革命について書きました。
昨日の記事に、ぱんだママ(id:pandamama-ikuji)さんからこんなコメントを頂きました。
ブラインド採用が増えていると聞きますが、結局最終面接には有名大の学生が揃うとも…。日々の経験、積み重ねが子供の力になるのかなと考えています。
社会人になってしまうとその人の学歴は他社からは基本的には知り得ないので、実際どうなのかは分かりませんが、確かに学会で会うのは結局、名の知れた大学なのも事実です。東大、東工大、京大、阪大、東北大、東京農工大、東京理科大、首都大学東京、千葉大、茨城大、お茶大、名大、名工大、豊田工大、NAIST、JAIST、筑波大、北大、広大、愛媛大、九大、九工大、早稲田、慶応などなど(書ききれずに抜けています。すみません)。
昨日書いたことと完全に矛盾してしまいますが、結局、大学時代に「業界の中心」を見れるのは今の日本では一部の優秀な大学に通う子どもたちです。完全に売り手市場ですし、「面白そうな子だな」となると、学会などで企業から声をかけて就職のお誘いをすることもあると聞いています。学会でなくとも、企業と学生のミートアップなどは適宜開催されています。こちらはオープンな場なのでどんな学生でも参加できます。ただ、なかなかその情報にリーチしなかったりもするし、優秀な大学に通う学生さんたちは賢いので「結局最終面接には有名代の学生が揃う」ということになってしまうのかもしれませんね。
昨日の記事でも、
けっして「勉強ができなくていい」と言っているわけではありません。ただ、勉強ができるだけではダメで、自分の頭でよく考えて、自分にしかできない仕事をしようとする力が、以前より求められていると強く感じています。
と書きました。そこはまったくぶれていません。
先日、美容室で読んだVERYで「教育熱心」と「教育虐待」の線引きについての記事を読みました。「教育虐待」について提唱している武田先生へのインタビューを通しての記事で、「教育熱心」と「教育虐待」の違いを表にしたものがとても分かりやすく説明してありました。興味がある方はぜひご覧ください。
VERYに載っていた表そのものではないですが、「教育虐待」のチェック表はこちらにも載っています。教育熱心も教育虐待も「子どものためを思っている」というところは共通なので、どんな親でも(私自身も含めて)気をつけなければいけないなと思ったりもします。
冒頭でコメントを紹介させていただいたぱんだママさんは、小学生のお子さんたちに上手に英語育児をされているすごいママです。とっても上手にお子さんたちを導いていらっしゃるし、お子さんたちのことを尊重していらっしゃるので、こういう風に教育できれば教育虐待にはならないのだろうなといつも参考になっています。
大人も結局何が正解なのか分からないのですから、肩の力を抜いて、その日その日を楽しく生きていきたいですね。