ブログには書いていませんでしたが、少し前から、娘と言い合いになることが増えていました。
ある時は、夕方に娘の言葉に私もカチンときて言い合いになったり。でも、少し経つとお互いに悪かったなぁと思うので、寝る前には「さっきごめんね」とお互いに謝って寝るとか。
またある時は、寝る前に言い合いになって、朝になって「昨日の夜ごめんね」と謝ったり。
またある時は、学校に行く前に言い合いになって、お互い帰宅してすぐに「朝はごめんね」と謝ったり。
親子なので、言い合いしても後を引くことはまったくなく、「ごめんね」といえばそれで元通りなのですが、ほとんど毎日、言い合っては謝っての繰り返し・・・。
あとから反省するのですから良くないことだとお互いに分かっていながら同じことの繰り返しでこのままではよくないなぁと思い、「子どもの自己肯定感を高める10の魔法のことば」を読みました。
今日から数日は、この本を読んで考えたことや実践したことについて書いてきたいと思います。
まず、本を読み終わって真っ先に考えた「私の子育ての目標」についてです。
私は何を子育てのゴールと思っているのか。
何が達成できれば「子育ての目標を達成した」と思えるのか。
私の子育てのゴールは、
子どもをいい高校に入れることでも、
子どもをいい大学に入れることでも、
子どもをいい大学院に入れることでも、
子どもをいい就職先に入れることでもありません。
私の子育てのゴールは、
子どもを自立させて、
子どもに自分の人生を歩ませることです。
まれに「偏差値が高い大学や学校には人格がいい人が集まっている(頭が良いかどうかですべてが決まる)」という偏差値至上主義の方がいらっしゃいますが、私は決してそうは思いません。偏差値が高いだけでは世界とは戦えない話は、いまやごく常識的な話だと思います。
仕事柄、大学生や大学院生、大学を卒業後の研究開発の場にいる社会人たちと話をする機会が多くあります。社会人になって20年以上、学生や社会人たちを見てきました。その中で想うことは、社会に出て長く活躍する上で必要なことは、試験で高い点数を取る能力ではないように感じています。
selfmanagementforkids.hatenablog.com
selfmanagementforkids.hatenablog.com
また、これはものすごく極端な例ですが、東大生が悲しい事件を起こしたこともありました。 もしかしたら、テストの点数が高ければ何でも許されてきたのかもしれなくて、そんな子どもたちはとても可哀そうだと思います。
selfmanagementforkids.hatenablog.com
頭がいいことは別に悪いことではありません。でも、それがすべてでは決してないし、頭がいいことと世の中をうまくわたっていけることは、必ずしも相関があるわけではないと思うのです。
私がやるべきこと/やりたいことは、子どもを自立させることなんだ、と。
お恥ずかしいことに、ここ数週間、いや、もしかしたら休校中の学校の勉強のフォローをしなければと躍起になったころから、この一番基本的なことを忘れてしまっていたように思います。
私の子育ての目標は、子どもが自立すること。そしてそこにはもうひとつ大切な条件があって、"子どもの自己肯定感を高めて「私/僕は幸せ」と感じられる子どもにした上で"、子どもが自立すること。他のことはそこについてくる。そのごくごく初歩的な、いつも意識しているはずだった大切なことを、この本のおかげで思い出させてもらいました。
とっても薄っぺらい内容なので15分で読み終わります。でも、今の私にとっては有益でした。明日も引き続き、この本を読んで考えたことや実践したことについて書きたいと思います。
(*'ω'*) いろいろなテーマのブログをいつも楽しみに読んでいます。
今日も読んでいただきありがとうございます。日々、子育て修行中です。