ここ数日は「子どもの自己肯定感を高める10の魔法のことば」を読んで考えたことや、我が家で実践したことについて書いています。今日は3日目です。
これまでの記事はこちら
selfmanagementforkids.hatenablog.com
selfmanagementforkids.hatenablog.com
娘と言い合いになっていた主な原因は
夕方は
- なかなか宿題を始めない
- 娘が決めた毎日の勉強(論理エンジンとチャレンジ)をなかなか始めない
- 次の日の準備をなかなかしない
朝は
- 朝ごはんをちょっとしか食べない
- ダラダラしてなかなか着替えない
でした。
これらを黙ってみていられずに、私が注意して(はじめは軽く)、それに子どもが反抗して、数十分後(朝は数分後)に私がもう一度注意して、それに子どもが反抗して、そのうち私が怒って・・・の繰り返しでした。
でも、初日に紹介した
もしあなたが、夫やパートナーからこんなことを言われたらどう感じるでしょうか?
「さっさと料理作れよ」
「ちゃんと掃除しろよ」
「なんで毎日洗濯しないんだよ。するだろう、普通は」
「テレビばっかり見てないで早く食器洗えよ」
何だか上から目線で偉そうに、ときにイライラしながら言われたとしたら?気持ちよく家事や仕事をこなせますか?
に、「まぁ、たしかにこんな風に言われたらいやだな」と考えた私は、これまた本の中にあった「子どもをあきらめる」ことを実践してみることにしました。
本の中にはこのようにあります。
「お子さんをあきらめてください」
親の方が先に「宿題をしてほしい」「きちんと学校に行ってほしい」という期待を捨ててしまうのです。
とても無理ですか?いや、勇気を出して、その期待を放り出してみてください。
では、あきらめると、何が起こり、どうなると思いますか?子どもはますます好き勝手振舞って制御不能、もっと深刻な事態になってしまうのでしょうか。ところが、そうはなりません。逆の現象が起こり始めます。
「子どもをあきらめること」は、今あなたが無意識のうちにこだわっている期待を手放して、代わりに無条件で子どもを信頼することです。
「いろいろと気になってもためしに黙っていよう」と強く心に誓ったうえで、まずは娘と話をしました。
私「最近、母さんと(娘の名前)って喧嘩ばっかりだよね」
娘「うん」
私「母さん、もう喧嘩は嫌なんだよね」
娘「うん」
私「もう携帯の時間制限(※1)もやめようかなって思って」
娘「え、そうなの?」
私「やりなさいっても言わないから」
娘「え」
私「だから、自分で時計見ながら自分のペースでやることやって」
娘「・・・」
私「約束してほしいのは、22時までにはベッドに行くこと。それだけは守って」
娘「YouTubeはいくらでも見ていいってこと?」
私「もう自分で考えてやって」
娘「おっけー、分かった」
※1 携帯の時間制限とは、
- はじめの時間は1時間
- 宿題終わったらプラス30分
- やることが終わるたびにプラス30分
という感じで、全部終わると「無制限」になる我が家で長く使っているシステムです。
この話をした初日、娘は実にダラダラしていました。21時になっても宿題にも自分で決めた勉強にも手をつけずに、お風呂にも入らずにだらだらとYoutubeを見ていました。その間、私は家事をして、下の子をお風呂に入れて。いい加減注意しようかな・・・とも思いましたが、黙ってみていました。娘は結局、21時すぎに宿題をやり始めて(漢字ドリルと音読でした)、終わったらすぐにお風呂へ。
そして、時間はみるみる22時に。「今日の勉強(論理エンジンとチャレンジ)できなかったから、明日やる。学校の準備もあしたやる。」といってベッドに行きました。
初日から、子どもに完全に任せていたらやるべきことが全然終わらずに、夜になってしまったというわけです。この方法って本当に大丈夫・・・!?と心配になりましたが、まだ初日だから様子を見ようということで、心配なそぶりは見せずに、私も寝ました。
明日に続きます。
今日も読んでいただきありがとうございます。子育て修行の日々です。