前に少し書きましたが、娘が中学に入った後の娘の「居場所」について、今年の夏頃から探しています。
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今は学童が娘の居場所で、家庭では学べないいろんなことを仲間の中で学んできました。「娘の居場所」としては、勉強の観点だけでなくて、心の育ちの観点、高校や大学や社会人に向けての育ちなど、いろいろなことを考える必要があります。ただ、中学生になれば小学生の頃に比べると勉強の比率はおのずと高くなっていくと思いますし、中学受験をしない我が家にとっては高校受験は避けては通れないので、どうしても勉強の側面を考えながらの居場所探しとなっています。
中学校生活のことをいろいろ調べる中で「私たちが住んでいる地域の高校受験のシステム」についても併せて勉強しました。
私が生まれ育ったのは今住んでいる地域とはまったく別の土地なので、今住んでいるところの高校受験のシステムを全く知りません。内申点の加点方法や受験システムなど、知らないことだらけだったので、あれこれ読みながら勉強しました。そもそもどんな高校があるのかや、地域に限らず一般論としての高校の選び方についても勉強する必要がありました。
避けては通れない高校受験も加味して、中学以降の娘の生活について見通しをつけることと、娘が中学に入って高校を選び始めた時に何か聞かれて「何も知らない。だってお母さんここの人じゃないもん(*ノωノ)」では話にならないので、ちょっと予習しておこうと考えての下調べです。
今日は、その中で「なるほどなぁ」と感じた高校の選び方について書きたいと思います。
私立や公立を区別せずに考えると同じぐらいの偏差値の学校はいくつかあると思うので、その中でも自分の受験する高校を選ぶときには
- 家からの通いやすさ
- 文化祭や体育祭などのイベント
- 部活の様子
- 制服
- その学校からの進学先
- 校舎の綺麗さ
- 男女比
- 修学旅行などのイベント
- 留学制度などの各種制度
- 校則の厳しさ
ぐらいで選ぶのかなぁと思っていました。
これらはもちろん高校の選び方としてよく出てくるキーワードなのですが、もうひとつ、高校に入った後の文理選択の時期も高校選びの指針のひとつだというのをあちこちで見かけて、なるほどなぁと思いました。
私自身が通っていた高校の文理選択(文系と理系が分かれるの)は、高校一年生が終わった時に判断して、高校二年生からは文理が分かれた状態だったので、どの学校もそんなものかと思っていましたが、中には高校二年生までは文理合同で、高校三年生から文理選択する学校もあるのですね。
どちらの学校がいいということはなく、
- 高校二年から文理が分かれる学校=大学受験を睨んだ教育
- 高校三年から文理が分かれる学校=広い学び・総合力をつけようという教育
の学校とのことです。
つまり、文理選択時期を知るだけで、学校の教育方針が分かるというわけです。もちろんこれでわかることはごく一部でしょうが、いい視点だと感じました。
もし私が学生だったら、大学受験に向けて早めに文理が分かれたほうがいいと考えたと思いますが、社会人になって20年以上もたった今となっては「やっぱり日本史もやっておいたほうが良かったな」とか「物理と化学だけじゃなくて、生物ももっとやっておくべきだったな(生物は高校一年生の時しか学んでいません)」とか考えるので(大人になってからももちろん学びなおしは出来ますが)、自分がどんな風に学びたいかを判断する上でも、文理選択の時期を高校選びの参考のひとつとして入れるといいのだろうと感じました。
近所のいくつかの高校のホームページを見ましたが、文理選択の時期が明確に書かれた学校が多くありました。ぜひお近くの学校のホームページをご覧ください。
ひめぐま(id:himeguma)さんが以前かいていらしたように、子どもが自分自身で行きたい学校を選ぶことはとても大切だと思います。受験するのは本人ですし、もちろん通うのも本人なので、本当に自分が行きたい学校を選ぶのは大切なプロセスですよね。
私自身、まだまだ勉強中なので、子どもが中学になってからも一緒に調べながら進路を考えていきたいと思います。最終的に選ぶのは子どもですが、引き続き下調べはして、何か聞かれた時には答えられるようにはしておきたいと思います。
今日も読んでいただきありがとうございます。まだ子どもが中学生にもなっていない新米なので、学校選びにこんな視点もいいよとアドバイスがあればお願いします。