今日は昨日の話の続きです。昨日は、息子が「人が息をしたら空気が減ってしまうのでは」という疑問を持った話を書きました。
selfmanagementforkids.hatenablog.com
この会話をしたさらに数日後の夕食後のことです。
この時、息子はひとりで腕立て伏せをしていました(息子は毎日謎のトレーニングをしています…)。私は家事を終えてダイニングでノートPCを開いてブログを書いていました。娘は自分の部屋に行っていて、リビングには私と息子の二人でした。
腕立て伏せを終えた息子は、普段ならまたすぐにYoutubeなどに戻るのですが、この日はなぜか息子はリビングに寝転がって目を閉じていました。意味不明ですけど、特に突っ込まずにいました。
息子「(目を閉じたまま)ねえ、かあさん、ちょっときて」
私「(座ったまま)なに?」
息子「(目を閉じたまま)いいからちょっとこっち来て」
私「(立ち上がって息子のところに移動しながら)なに?きたけど?」
腹筋でもするのかなと思って、足を支えようとしました。すると息子からこんなことを言われました。
息子「こないだ母さんさ、人が元気に体を動かすためには息をしないといけないって言ったじゃない?」
私「うん」
息子「ぼく、今、体動かしてなくても、息しなかったら苦しかったんだけど」
腕立て伏せの後、目を閉じて仰向けになり、息を止めてみたら苦しかった、とのこと・・・。
私「(にやけながら)なに?さっき息止めてみてたの?」
息子「・・・・」
私「今、いき、止めてる?」
息子「(黙って目をつぶってうなづく)」
私「(ウケる)」
息子「(ぷはっとなって)やっぱりむり!」
なんというか、男子はいちいちやることがバカっぽいです。
それはさておき、「体を意識的に動かさなくても息をしないと苦しい理由」に答えてあげなくてはいけません。仰向けになって目を閉じたままの息子の手を取って、息子の手を息子の胸のあたりにあてました。
息子「(目を閉じたまま)なに?」
私「どう?」
息子「なにが?」
私「なんか動いてない?」
息子の心臓はものすごくバクバクしていました。娘に比べても、息子の心拍はまだものすごく早いです。
息子「どんどんしてる」
私「動いてるでしょ?」
息子「うん」
私「何だと思う?」
息子「・・・・・心臓!?」
私「あたり!」
息子「すげー!」
私「心臓動かすのにも酸素が必要なんだよ。だから手とか足とか動かしていなくても、息しないと苦しくなる」
息子「へぇー!」
息子はくるりと跳ね起きて、「だから苦しかったわけね、さんきゅー!」と言って、自分のクッションに行き、またYoutubeを見始めました。私はブログに戻りました(本当に一日ひとつずつ書くので、この日も翌日の分を書いていたと思います)。
文章ではうまく表現できていないかもしれませんが、息子のバカっぽくて可愛らしいことといったらありません。
今日も読んでいただきありがとうございます。明日は、息子の毎日の学習で私がやってしまった”大失敗”について書きたいと思います。