「母の視点」を仕事に生かす

ひさしぶりにシリーズものはやめて、ここ数日は、日々想うことや日々の出来事をばらばらと書いていきたいと思います。本当は週末からばらばらと書くつもりだったのに、ハプニング事案で書くのが遅くなってしまいました...。やれやれ

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さて、気を取り直して、ひさしぶりに自己紹介から。私は情報系の研究者で、普段は企業研究所に勤める傍ら、学会の理事も務めています。小6の娘と年長の息子、5年ぶりに単身赴任を終えて帰ってきた夫と四人暮らしです。

こちらの記事には理事の任期は2年と書きましたが、通常は4年務める(2年後に一度判断して、通常はもう一期務める)ことをあとから知りました(;^ω^) 約1年終わったので、あと3年理事職にいる予定です。 

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学会の理事が何ものかは、上のブログにも簡単に書きましたが、

これまでも学会の幹事(学会を運営する係)は勤めてきましたが、理事(学会組織自体を運営する立場)に就任するのは初めてのことです。

で、理事は学会組織自体を運営する役割で、私は業界の裾野を広げる活動に主に取り組んでいます。

 

先日、裾野を広げる活動のひとつとして、「教育に対して人工知能(AI)ができること」をオンラインでディスカッションする場がありました。「教育関係者」と「技術者(学会関係者)」とが会して「教育に関して人工知能ができること」についてオンライン会議でディスカッションする場でした。

 

「教育関係者」としては、Yゼミナールさんとか、「自由自在」という参考書で有名な某出版社さんとか、しまじろうで有名な某社さんなどなどなどから、各社一名代表の方が参加してくださいました。「技術者(学会関係者)」としては、某T大とか、某T工大とか、某K大なんかから人工知能研究を専門としていらっしゃる先生方が集まってくださいました。一般の方も参加できる場だったので、聴講者は300名を超えていました。

 

※全然関係ないですけど、各種ブログでお見かけするサピックスってYゼミナール傘下だったんですね。初めて知って、ディスカッション中にひとりで「へぇー!」と思っていました。

 

その場に私は、「技術者(学会関係者)」の立場で参加しました。しかし、技術者の立場はすっかり忘れて、学ぶ子を持つ母としてほとんどの時間を過ごしていました。

 

完全にただの母の目線から、「教育関係者」の方々が、

  • 現状の自動採点技術にこんな機能も加わるといい とか
  • 調べ学習のためにもっとこんなことがやれるといい とか
  • 学校の先生方のタブレット授業の補助にこんな技術があるといい とか

出してくださるアイデアにふんふんとうなづき、娘の勉強の様子を思い返しながら共感していたわけです・笑

 

学会理事の中で、働く母は残念ながら私一人です。もちろんお子さんのいる男性は学会関係者の中にはいらっしゃいますが、日常的にどんな問題集を子どもたちがどんな風に使って学習しているのかを知っている人はいない様子でした。

 

一方で、私は自分の子どもの学習ももちろん見ているし、みなさんのブログを読ませていただきながらいろんな学年の子がどんな風に勉強しているのかを拝見させていただいています。娘が使う問題集を吟味するために(というよりは単に問題集を見るのが好きなのもありますが)本屋さんでよく問題集を立ち読みするので、だいたいどんな問題集があるかが頭に入ってしまっているほどです。

 

ディスカッションの間は、技術者としての経験より普段の母としての経験を生かしつつ「自由自在みたいな参考書で自分で学んでいく子どもを育てようとするときのアプリケーションと、自動採点みたいなアプリケーションとは、アプリケーションの見た目は違いますが技術は共通なので、もっと~~~していけるといいですね」とか「理科や英語や社会の解説を読む中で国語の読解も伸ばしていけるように~~~を入れていくといいですね」などと、自分の子どもの学習にこういうものがあるといいなぁと想像しつつ、実益を兼ねて発言していました。(※~~~の部分は、これから各社さんと実装していくと思うので伏せておきます)

 

 

 

15年前は、男性と同じように働くことが求められていたように思います。濃いひげが生えてくる勢い(←例え話ではなくて本気でσ^_^;)で男性ホルモンを刺激しながら尖って仕事をしていました。でも、母になり、歳もとり、時代も変わり、だんだんと「働く母だから知っていること」「私だから出来る仕事」をやろうという気持ちになってきました。

 

女性や母の視点を仕事を生かすことは、昔は嫌がられた気がしていましたが、今の時代ではむしろ歓迎されます。ですから、仕事中もプライベートをあまり隠さずに発言しています。

 

ここ数年で大きく時代がシフトしたと肌で感じます。とはいえ、残念ながら、今でも、フルタイムで働く女性は圧倒的に少数派です。男女格差もまだあると、正直思います。でもだからこそ、女子学生の皆さんにはぜひ頑張っていただきたいと願います。女性は女性の視点で仕事をすればいい。そして、仕事をしているからこそ出会える人たちや仕入れられる知識を、生活や自分の子育てにも生かしていけば一石二鳥だと思っています。

 

こんな風に思えるようになるまでを書いた昔のブログを貼っておきます

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なんだか取り留めもない文章になってしまいました。

 

言いたかったことは「女性であることも母であることも仕事にはメリットになることもあるし、仕事で得た知識を子育てに生かすこともできるから、"女性だから、誰かが子育てしないといけないから"、という理由で仕事を諦めないで欲しい」ということです。

 

もちろん大変なこともあります。働くためには多くの工夫が必要ですし、つらさもあります。でも、働く姿を子どもに見せることは、子どもにとっては良い面が多いだろうと思っています。ですから、特に女の子がいらっしゃれば、結婚や出産で仕事を諦めないといいこともあるだろうと思っています。考え方はひとそれぞれですし、家庭環境も様々だと思うので、あくまで私の個人的な考えではありますが。

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男性も自分たちも子育てしているというでしょう。わかります。世の中変わってきました。子どもたちが大きくなる頃には、もっともっと世の中変わっているでしょう。それまで女性陣にはもう一踏ん張り必要だと思います。みんなで頑張りましょう。

 

明日もつらつらと最近思ったことや最近の出来事を書きたいと思います。

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