ここ数日は、我が家が経験した小学校生活について書いています。
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私は、毎日、ブログをひとつずつ書いています。働きながらの小学校生活についてどなたかの役に立てればという想いで書きはじめましたが、この6年間を振り返りながら、いろんなことを乗り越えてきたなぁ、私たち家族も成長したなぁ、と、少し客観的に自分たちを振り返る良い機会もなっています。
娘が小学生になってからの6年間の間に、つらかったことも本当にたくさんありました。
予想していなかった3人目の妊娠と流産、夫の単身赴任、私の足が悪くなったこと、大変だった子ども会の会長、私の就業について暗に非難されたこと、娘が学校に行けなくなった日々のこと。
これらをひとつずつ乗り越えて、今の私たちがあります。
問題の渦中にあるときは本当に大変で、苦しくて、たくさん泣いたし、たくさんつらい思いもしたし、たくさん悩んできました。でも、そのひとつひとつを自分たちの中に取り込むことで、私たちは成長してきたと思います。ひとつひとつの経験が、自分の血となり肉となり知恵となっていると感じています。
今日は、私の経験した話ではなく、一般論としての「レジリエンスについて」書きたいと思います。
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「レジリエンス」という言葉をご存知でしょうか?
自然災害からの復旧や、ビジネスパーソンに求められる要件など、いろいろな文脈で使われる言葉なので、どこかで耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
こちらのページに、ビジネスパーソンについてのレジリエンスの説明があります。
一部を抜粋します。
目まぐるしい社会の変化に適応しながら、最大限のパフォーマンスを発揮しなければならないビジネスパーソンにとって、「ストレス耐性」や「打たれ強さ」というのは有効なスキルになります。
そこでご紹介したいのが「レジリエンス」という考え方。「逆境力」「精神的回復力」などの言葉で語られる、世界各国でも注目を集めているレジリエンスについて知識を深めましょう。
レジリエンス(resilience)とは、「跳ね返り、飛び返り、弾性、回復力」などを意味します。
ここでは、レジリエンスを鍛えるために有効な方法をご紹介します。
- 自分の軸を持つ
- 感情をコントロールする
- 自己効力感を高める
- 過去の逆境体験を振り返る
- 周りと良好な人間関係を持つ
- 自分に合った方法で気分をリフレッシュする
自己効力感とは、自分ならやればできる、と思えることです。
その他、詳細は、上記リンクより全文をご覧ください。
「レジリエンスを高める」と、言葉で言うのは簡単ですが、何かつらいことがあった時に、それを乗り越えるということはそう簡単なことではありません。
レジリエンス自体は”跳ね返り”が語源ですが、私自身はものごとを乗り越えるときには、跳ね返すというよりは、そのことを自分自身の中に取り込んで受け入れることで問題を乗り越えてきたと思います。
私の人生でのはじめての逆境は高校受験の失敗ですかね。
公立高校に落ちたのが、人生の初めての挫折だったと思います。当時は”人生終わった”と思いましたが、あの体験があったからこそ、その後の大学受験に向かう気持ちが湧いてきたし、その後の人生もあったと今だから思えます。
大変な想いやつらい想いを経験すると、必ず心の底から学べることがあります。逆境体験があればあるほど「あの時あれを乗り越えられたんだから、今度も大丈夫」と思えるようになってくるし、自分自身の心の器が大きくなるような感覚を持つことができます。
私自身がそうであったように(そして、これからもきっとそうであるように)、これから先の子どもの人生には、きっとつらいことがあるでしょう。
でも、壁にぶつかったときにはこうやって乗り越えていけばいいんだよ、人はこうやって生きていくんだよ、ということを、私は子どもたちのそばで示していきたいと思っています。
もちろん、がむしゃらに頑張ることができない時もあります。
時には立ち止まることも必要だし、泣くことも必要です。もうダメかもしれないと何も考えられなくなる時間も必要だと思います。
たとえば、昨日書いた娘が学校を休んだ時間も、娘が気持ちを整理する上で必要な時間だったと思います。
がむしゃらに頑張って立ち向かうだけでなくて、時にはダメだと嘆いてみたり、どうしようもなく怒ってみたり、そういうのも全部ひっくるめて「つらいことが起きた時の対応策」だと思っています。
このシリーズの2日目にこんなことを書きました。
娘が小学校に入学する前(娘が年長の時)に、働き方を相当悩んでから6年が経ちました。今ではひとりの女性として「働く姿」を娘に見せられていることは娘にとってはプラスの面が多く、あの時フルタイムで踏ん張って本当に良かったと今は思っています。
「踏ん張って」と書きましたが、正直、踏ん張らないとフルタイムで働いていくのは無理でした。数日後に書く予定ですが、小学校生活の中で多くの壁がありました。これらを乗り越えるためには「踏ん張る」必要がありました。
私たちがこの6年間で乗り越えてきたことの一部は、私が働いているかどうかに関わらず起きたことです(なんなら、妊娠や単身赴任は小学校生活すら関係ないですね(^-^;)。”壁にぶつかったときに乗り越える方法を子どもに示す”という意味では、私が働いていようがいまいが、子どもたちに頑張る姿を見せることはできます。
でも、働いているからこそ見せられる姿もあると考えていて、困難にぶつかった時に働きながらも工夫しながらやっていく姿を子どものそばで見せることは、子どもの将来にとってもきっと良いことだろうと思っています。
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以前も一度紹介したことがありますが、我が家の玄関には、娘が三年生の時に書いた絵が額に入れて飾ってあります。
そらはきれいだ
くもがある
そらがある
きれいなくも
きれいなそら
ひこうきぐもはあるかなぁ
ひつじぐもはあるかなぁ
ひこうきぐもはなかったよ
ひつじぐもはなかったよ
きれいだなぁ
くもとそら
元気がなくなると、この詩を見るようにしています。自分のちっぽけさを思い知らさて、頑張らなきゃなと思い知らされます。
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小学校は本当にいろいろなことが起きます。でも、いろいろなことを超えてきたからこそ、成長できた面も大いにありました。娘自身も学校に行けなかった時期は本当に大変でしたが、それでもあの時期を乗り越えられた経験はこれから先の娘の長い長い人生の中で「あの時頑張れたんだからきっと大丈夫」と自分を支えてくれる力になると信じています。
息子はまだまだこれからです。娘にもこれからもっともっといろんなことが起きていくでしょう。子育てはあっという間です。もう少しの間は、そばにいて、一緒に悩んで考えて、親子で知恵を出しあって乗り越えていきたいと思っています。
今日も読んでいただきありがとうございます。クリスマスイブ感が1ミリグラムもないブログですみません。よいクリスマスイブをお過ごしください。明日もこのシリーズを続けたいと思います。