共働きにとっての小学校生活ー⑬学童の利用頻度と私にとっての学童保育

ここ数日は、娘の小学生生活を通じて体験した「共働きにとっての小学校生活」を記録しています。

 

昨日は、娘の6年間での学童生活について書きました。

selfmanagementforkids.hatenablog.com

 

 

「共働きにとっての小学校生活」の中で、学童は、やはりかなり大きな要素だろうと思います。今日は、私たちの通う学童保育のことやその利用形態について、もう少し詳しく書いていきたいと思います。

学童保育とひとくちに言っても形態や様子はさまざまなので、あくまで我が家の通う学童の話です。

 

 

これから小学校に通うお子さんをお持ちの方がまず疑問に持たれることは「学童はいつまで必要なのだろうか」、「学童運営に対する父母の負担はどの程度なのだろうか」ということだろうと思います。

 

 

まず、後者(学童運営に対する父母の負担)から書いていきます。

 

以前から何度か書いていますが、我が家は父母の運営するいわゆる地域の学童に通っています。学童は役員の負担があり、我が家は娘が小学2年生の時に役員を経験しました。毎週金曜日の19時からの会議に夫に単身赴任先から帰宅して出てもらっていました。父母が学童を運営して行くということは、指導員さんの給与の支払いなどの会計処理や行政手続きなどを父母が担当するということです。規模は小さいものの会社の経営しているようなものなので、さまざまな負担はありました。もちろん大変でしたが、役員の1年間以外は負担はほとんどありません。役員負担は理解した上での入所でしたので、我が家はそこまで重荷には感じませんでした。

 

地域によってはほぼ行政がすべての運営を担当してくれているところもあったり、役員でない年でも負担がある学童もあるようなので、父母の負担は地域によってまったく違うと思います。

 

 

 

次に、前者(学童はいつまで必要か)についてです。

 

これは小学校入学前に先輩ママや先輩パパからも聞いていたことですが、小学校2年生か3年生ぐらいからは子どもがひとりでお留守番することも問題なくできるようになります。

我が家もその頃から

  • 学童には入っていない友達と遊ぶ約束をしてきて、公園で遊ぶために学童を休む
  • 家でひとりでのんびりゴロゴロ過ごしたくて学童を休む

ようなことも出てきました。

 

また、当時はスイミングと体操教室に通っていたので、小学2年生以降は週に2日は学童を休んで自宅に帰ってきて、娘は自分で習いごとに行っていました。

 

 

つまり、

  • 小学1年生の時は、平日は基本的に毎日通い、
  • 小学2年生の時は、習いごとの日を除く平日3日間通い、
  • 小学3年生の時も、小学2年生の時と同様に平日3日間の通所が基本。その他にも1か月に2回ぐらいは友達と約束したりして休んで公園などで過ごす日も出てきた
  • 小学4年生以上は月に5、6回行くだけで、あとは自宅や公園などで自由に過ごしています。夏の出し物披露などなにか特別に練習が必要な時だけは毎日学童に行っています

といった形で学童を利用しています。

 

 

お迎え時間は、

  • 小学1年生の4月は私が育児休暇だったので5時頃にお迎え
  • 育児休暇が明けてからは1年生の間は18時~18時30分お迎え
  • 小学2年生~4年生は19時お迎え(保育可能時間は19時までなので毎日滑り込み)
  • 小学5年生以降はお迎えはなしで自分で帰宅

しています。

 

娘の通う学童は、お迎えなしで自分で帰宅する場合は、18時までに帰宅することがルールになっています。そのため、18時まではとてもたくさん子どもがいますが18時をすぎると低学年のみになってしまいます。それでも18時すぎても20名ぐらい、18時30分すぎても10名ぐらいは子どもが残っているイメージです。19時滑り込みだった時期には、他にも数件滑り込み家庭があったので、2~3人はみんな一度に19時帰宅、という感じでした。

 

 

子どもの帰宅時間は学童によってずいぶん違うようです。ご自身のお迎え時間にも子どもたちがしっかり残っている学童を選ばれるといいと思います。

 

また、習いごとへの送迎があるような学童では、結局みんな習い事に行ってしまって、学童には2~3人しか子どもが残っていないという話を聞いたこともあります。私の通う美容院の美容師さんのところは、それもあって小学2年生で学童は辞めて、今は週に3回公文に通っていると聞きました。

 

ひとりでお留守番できるようになったり、自分で習いごとにいけるようになれば学童は不要になり、低学年だけ通うというのも成長の証だし、ひとつのいい形だと思います。

 

 

私たちが利用する学童はほとんどの子が6年生の最後まで学童に在籍しています。保育園時代にいろいろとリサーチする中で、学校で何かがあった時の相談の場や居場所があるといいということで、我が家の場合は高学年になるまで入れておきたかったので、学童を選ぶ時点で高学年の人数も気にしていました。学童利用の目的は家庭によってさまざまだと思うので、ご自身のスタイルにあった学童を選ばれるといいと思います。

 

 

6年生まで通う子が多いと言っても、高学年になると習い事の頻度が上がる子も多いので、だんだんと学童の利用頻度は低くはなります。学童の費用は毎月2万です。8月と12月には3万になります(その代わりに夏休みと冬休みのお昼ご飯も用意していただけます)。週に1~2回しか行かない場所に払うには決して安い金額ではありませんが、仮に週に1~2回であっても本人が「もう辞めたい」と言わない限りは通い続けようと思ってここまできた感じです。

 

 

 

 

 

毎年、2月に6年生は卒所旅行に出かけます。今年は新型コロナウイルスの影響で遠くには行けないので、行先を市内に限定した上で、子どもたちで行先を調べて計画中です。卒所旅行の相談のため、全員の習い事がない月曜日には「みんな学童に来よう」と約束しているそうで、毎週月曜日に「卒所旅行の会議」が行われています。行先が近いので「日帰りもできるけれど泊まりたい派」と、「近いんだから日帰りにしようという派」で、意見が分かれていると聞きました。娘は「泊まりたい派」らしく、なんとか「日帰り派」を説得すべく、2日目のお昼ご飯の美味しそうなところ(換気などの問題もなさそうに食べられる公園や、雨のための屋根付きの場所や、テイクアウトなどさまざまな候補)をこの週末は一生懸命検索しています。「日帰り派」が主張してきそうな問題を上げながら、新型コロナウイルスの危険に対する説明も考えている様子でした。

 

親たちは裏でLINEでやりとりしています。どの家も宿泊に反対する家庭はありません。行先は市内と言えども新型コロナウイルスの心配が全くないわけではないですが、それでも本人たちなりにリスクを回避する方法は十分考えているし、せっかくの6年間の記念の旅行なので、どんな形であっても中止にはしたくないという本人たちの希望を尊重して、形態も含めて本人たちにお任せだね、と話しています。

 

私たちの通う学童では、低学年の頃からどんな小さなことでも子どもたちの話し合いで決めていきます。自分の意見を説明する術や、相手を説得する術は、将来に渡って役に立つと思っています。

 

 

娘にとっては学童保育は「居場所」であるのと同時に「学校では学べない勉強以外のことを学ぶ場所」だと私は思っています。そしてここで学んでいることは、きっと、娘が長い人生を生きていくための大切な力になってくれると思っています。

 

 

私にとっての学童保育は、今は主に「相談の場」です。どんな小さなこともメールで指導員さんに連絡します。先日も娘とちょっと衝突したことを学童の指導員さんに愚痴って、こんなお返事をいただいたばかりです。

反抗期・・・母への試練ですね。
大変だと思います。
母が疲れすぎないようにしてくださいね。
 
学童ではとっても落ち着いていて、みんなともうまくいっています。高学年は仲がいいです。

同じ態度を学童で取っていたら大問題だなと思いますが、学童や学校では落ち着いて生活しているようなので、私だけに対する反抗なのでしょう。こっちも受け止めきれないときもありますが、なんとか受け流していきたいと思っています。

 

 

お伝えしたいことをあまりまとめずツラツラ書いてしまって、とりとめのない文章になってしまいました。これから小学校に入学するご家庭に、学童の様子が少しでも伝わればと思って書いてきました。このシリーズはあと一日で終わります。

 

あと1回で最終回の予定のこのシリーズは、明日はちょっとお休みして、明日は私のふるさと納税品をご紹介しようと思います。私と同じように滑り込みの方にご参考になればと思います。

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