社会に出て活躍するということ-⑥生まれつきの性格+α

ここ数日は、単に勉強できるということではなく、社会人になってからのことを見据えた子どもの育ちについて考えています。

 

昨日までのブログはこちらです。

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昨日のブログでは、成長する過程での失敗することの大切さについて書きました。

 

このブログに、研究者せしお(id:Seshio-Researcher)さんと、ガネしゃん(id:yu_me_po-lly )さんからは、こんなコメントをいただきました。

社会に出て活躍するということー⑤失敗することの大切さ - 研究職ママの子育ち日記~子どもの学び方を考える~

長男坊は少し心配性、失敗は恐れます。逆に危険にも恐れてくれるので安心して見てられます。次男坊は少し突っ込むタイプなので少し不安です。極端な育て方をしない限り、生まれつきの差も結構大きいように思います。

2021/01/27 06:31

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社会に出て活躍するということー⑤失敗することの大切さ - 研究職ママの子育ち日記~子どもの学び方を考える~

娘も失敗を恐れる類なのかもしれません。私はそれを心配しています。一度失敗したことがあり思い切り泣いた事がありました。「失敗しても大丈夫」と伝えながら受け止めた時はスッキリしたようです。

2021/01/27 08:14

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なるほど。生まれ持った性格の違いによって、失敗を恐れるタイプかどうかが違うというのは確かにありますね。我が家の場合も姉弟でずいぶんタイプが違います。

 

「生まれ持った性格」の要素も確かに大きいのかもしれません。ただ、私が見てきた学生さんたちの様子から「生まれ持った性格」の要素ではないものも大きいように感じています。

 

ぱんだぬき(id:pandanukichen)さんからはこんなコメントをいただきました。

失敗を恐れないことが重要なのはわかっていても、失敗は怖いです。失敗が怖いのは、失敗したことをリカバリーできないと考えるから、が一つで、もう一つが失敗した自分に対する評価が厳しいのが辛いのですよね。自分でも、他人からでも、漠然とした世間からも。失敗を引きずらない強い心を作るのが大事なんだなと思います。 

失敗を恐れる理由を「失敗したことをリカバリーできないと考えるから」「失敗した自分に対する評価が厳しいのが辛いから」のふたつだと分析してくださいました。前者は失敗をして立ち直る経験をしてこなかったことによるものだと思います 。後者はまわりの大人や置かれた環境が要因であろうと思います。

 

生まれ持った性格的に失敗を恐れるタイプだったとして、さらに、失敗した時の周りの評価が厳しかったとしたら、きっと失敗が怖くなってしまうでしょう。それは本当に可哀そうで不幸なことだと思います。

 

 

 

ガネしゃんさんが

「失敗しても大丈夫」と伝えながら受け止めた時はスッキリしたようです。

と書いてくださっているように、周りの大人の受け止め方で子どもの育ちはずいぶん変わるように感じます。

 

 

そして、ネエサン(id:kyobachan)からはこんなコメントをいただきました。

社会に出て活躍するということー⑤失敗することの大切さ - 研究職ママの子育ち日記~子どもの学び方を考える~

お嬢は失敗を恐れる子でした でも最近は 失敗しても笑いとばす!という 技を習得してます 丁度そんな話を昨日お嬢としたので 近い内ブログに書こうと思ってました😊

2021/01/27 13:40

b.hatena.ne.jp

 

娘さんははじめは失敗を恐れる子どもだったけれど、最近になって、失敗しても笑い飛ばすという技を身につけたということ。これは育ってきた環境と、まわりの大人のお手本があってこそのことだと思います。

 

 

生まれ持った性格が大きいという面も確かにありますね。失敗を恐れるタイプの子どもだった場合には、周りがうまく関わりながら、

  • 失敗する機会を奪わないこと
  • 仮にうまく行かなかったとしても自分自身で乗り越える成長の機会を得たということであって、失敗を恐れたり悲しんだりする必要はないこと
  • 失敗をリカバリーするにはどうすればいいかを考えていければ、失敗したことはむしろ自分にとって大きなプラスになること

をうまく伝えていけたらと思います。

 

 

それから、気負って意地を張っていくことだけが乗り越える方法ではありません。失敗を笑えたら、それは本当に最高だと思います。

 

人生は長いです。とてもとても長いです。

長い人生を肩肘を張らずに生きて行けるように育ってもらいたいと思います。

 

今日も読んでいただきありがとうございます。明日もみなさんからいただいたコメントをご紹介します。

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