ここ数日は、春から中学生になる娘の塾選びについて書いています。昨日から3日間は「自習だけの塾で塾長さんは何をしてくれるの?」という話について書いています。
昨日までのブログはこちらにあります。
selfmanagementforkids.hatenablog.com
selfmanagementforkids.hatenablog.com
selfmanagementforkids.hatenablog.com
selfmanagementforkids.hatenablog.com
selfmanagementforkids.hatenablog.com
selfmanagementforkids.hatenablog.com
selfmanagementforkids.hatenablog.com
selfmanagementforkids.hatenablog.com
selfmanagementforkids.hatenablog.com
selfmanagementforkids.hatenablog.com
昨日は、 塾長さんがやってくださることのひとつが「子どもを導くこと」だと書きました。
selfmanagementforkids.hatenablog.com
今日は、いつも塾長さんがYoutubeでお話しされている「3種類の勉強を意識して勉強する」という話について話します(こちらも塾長さんのYoutubeを引用元を載せるべきなのでしょうが、塾名も出ていて住んでいる場所がかなりピンポイントに分かってしまうので引用はしない形で掲載させていただきます)。
YouTubeで語られていることを私なりにまとめた内容です。
――――――――――
勉強には大きく次の3種類があります。
- input ... 学校の授業や塾の授業など。知識を取り入れるための時間です。
- 穴を探すための勉強...自分自身が、その単元が抜けているかを探すための勉強。例えば1年間の総復習ドリルのような教材で、自分がどこに穴があるのかを探すのがこれにあたります。中学生の場合は学校の問題集をとりあえず1回通してやるのもこの勉強でしょう。
- 穴を埋めるための勉強...自分自身の穴が見つかったら、その穴を埋めるための勉強をする必要があります。例えば社会で「ASEAN」が書けなかったとすると、社会の用語の中で略語に漏れがあるのではないかと考えて、参考書などで略語について調べてみます。理科は、天体のところを間違っていたら、別の教材で天体のところを一通り復習してみる、など。この時は、間違えた問題集の問題をもう一度解くだけでなく、別の問題集で同じ単元を重点的に解いたり、参考書を活用して「調べ学習」をすると良いそうです。間違えた問題ができるようになるだけではなくて、その周辺を一緒に埋めていくことで、穴はだんだんふさがっていきます。といっても、あれもこれもと問題集に手を出すことはあまりよくないので、参考書をしっかり使って穴を埋めていく方が良いとのことでした。
まずはこの「3つの勉強」のうち、自分はどれに取り組んでいるかをきちんと意識しながら勉強することが重要だそうです。「穴を探すための勉強」だけで終わってしまう子が結構いるので、しっかりと穴を埋めるための勉強をやっていくことが重要。そして、この三種類があることを子どもにきちんと教えてあげることが大切とのことです。
「穴を見つけるための勉強」と「穴を埋める勉強」を意識せずに勉強してしまうと、「勉強時間だけは多いけど、点数が取れない」という状態になってしまう場合があるようです。
また、「問題集を一通りやってみる。できない問題は繰り返しやってみる」というだけでは穴を埋めていることにはならない場合が多いとのことでした。定期テストの勉強であれば、テスト範囲の問題集を3~5回ぐらい繰り返すだけで穴が埋っているように見える場合もありますが、受験となるとそうはいかないようです。定期テストと違って実力問題がたくさん出るわけなので、穴は丁寧に埋めておく必要があるそうです。
「勉強にはどんな種類があるのか、それぞれどんな風にやるといいのかをざっくりと伝える。もちろん細かいところは子どもたちのやり方に任せる。任せれば、子どもたちは自分たちなりにいろんな工夫をして取り組んでいきます。ただ、まずはこの3つは意識しようね、ぐらいの話は大人がしてあげてもいいと思います」
「分からなければ辞書や参考書を調べる、あるいは解説を読む、類似の問題を解きながら自分で悩む。"分かる"を"できる"にするためにはいろんな方法があるけれど、とにかくどんな方法でもいいから子どもが自分で"できる"ようにする、自分でできるようにするための方法についてサポートすることが僕の仕事です。ティーチングではなくてコーチングですね。僕の塾ではコーチングを意識しています。分からなければ塾の先生に聞けばいいなんてことは思わない。塾の先生は一生子どもの隣についているわけではないし、塾の先生は辞書でも参考書でもない。分からないことを自分で調べたり考えたりする力は、生涯役に立つ力ですから。その力を勉強を通じて身につけてほしいです。」
と塾長さんはおっしゃいます。
―――――――――
娘の塾で教えてくださることは、勉強の内容というよりはこういうメタな「学習方法」が大半を占めていると思います。
娘のノートを最近のぞき見したところによると、最近は、理科の身体の作りの部分の用語を一通り参考書で調べた様子でした。算数も、間違えた問題を繰り返し解いたり、類似の問題を塾にある問題集からコピーして解いている様子がノートを見ると分かりました。まだ通い始めて2カ月ほどですが、具体的なアクションを自分で決めながら進められているようです。
今日も読んでいただきありがとうございます。明日もこの話題を続けます。