クロスアポイントメントでの准教授生活-②子どもたちへの報告

4月1日付で、某旧帝大の准教授になりました。クロスアポイントメントでの就任で、本務はこれまでも勤務していた企業研究所です。企業研究所での勤務を主として、研究室の学生さんを指導する仕事を始めています。

昨日から、クロスアポイントメントでの准教授生活が始まるまでのことを記録しています。

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昨日は、「進もう まずは採用試験を受けてみよう」と決めたところまでを書きました。

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クロスアポイントメントは、いわゆる副業制度なので、当然務めている会社の許可も必要です。私が勤めている会社ではこれまには前例がありませんでしたが、話の分かる複数の方の協力で、会社からもOKが出ました。

 

その後、「履歴書の書き方」とかいうサイトを見ながらなんとか履歴書を作り、業績をまとめて応募。大きく3回の選考を経て、12月頃に無事に内定をいただきました。

 

子どもたちに話をしたのは、正式に決まった後です。こんな感じの会話をしたと思います。

 

私「母さん、来年から大学の先生もすることになったよ」

娘「へぇ。学会の仕事?」

私「学会の仕事とは別で、大学に勤務して、学生さんと一緒に研究することになったの」

娘「何大学?」

私「~大学」

娘「私もそこに入ろうかな」

私「任期っていって務める期間が決まっててね。母さんの場合は、1年ごとの更新なんだけど、多分、1年だけで終わるのかなと思う。会社もそんなに自由にさせてくれるのも難しいだろうし。長くても5年っていう契約だから、あなたが大学生になるころにはもう母さんはいないよ」

娘「そうなんだ。忙しくなるの?」

私「多分ね。まぁでもこれまでも論文書いたりするときは土日も仕事だったから、その回数が増えるって感じかな。」

娘「へぇ。頑張ってね」

 

息子は、私が大学の教員になるといっても、多分まだよくわかっていないと思います。

娘は、より具体的にイメージできている様子でした。大学の名前も「聞いたことがある」という感じでした(大学名というよりは、日本地図で県名とか地方の名前を知っているので聞いたことがあるだけかもしれませんが...)。

 

 

時々書いていますが、娘が2~3歳の頃が一番「仕事を辞めたほうがいいのかな」と考えた時期でした。娘の「お母さんってどうして働いているの?」という質問にうまく答えられない自分がいました。

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あの時のことを今思い出すと、娘のことを本当に一番に考えて「やめたほうがいい」と考えていたのだろうかと疑問に思うことがあります。

 

もしかしたら、単に、自分自身の逃げだったかもしれない、とも思うのです。

 

仕事も家庭もというのは、純粋に大変なので。家庭との両立を置いておいても、仕事で嫌なことも山ほどあるし、年齢的にももうあまり無理がきかない部分もあります。そんなこんなで、私の場合はたいして大きな理由もないのに、楽な方へ逃げようとしていたのかな、と、今考えると思えます。

 

ただ、ちょっと客観的に自分を見た時に、どんな風にしているのが子どものお手本になるだろうかと考えると、「成長しながら進んでいく」必要があるのだろうと考えて、今の形になりました。

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娘も息子も私のそんな決心は知ったこっちゃないでしょうけどね・笑

 

ということで、子どもたちへは事後報告。「へぇ。頑張ってね」と言われて終わったという話でした。

 

今日も読んでいただきありがとうございます。明日は学生さんとの話について書きたいと思います。

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