昨日のブログでは、「変わり続けること」の大切さについて書きました。
selfmanagementforkids.hatenablog.com
昨日のブログに、しだめぐみさん(id:Megumi_Shida)からこんなコメントをいただきました。
変わり続けること - 研究職ママの子育ち日記~子どもの学び方を考える~
学ぶって何だろうと思いました。意欲的に学習することでしょうか。世の中には学び成長する素晴らしさを知らない人がたくさんいるのかもしれないと感じました。
2021/06/13 10:21
私の昨日のブログの中では、仕事の中での新しい経験はもちろんですが、趣味や生活の中でも、何か新しいことを吸収することを「学ぶ」と呼んでいました。
しださんがおっしゃるように、学び成長することが素晴らしいとか、あるいは、楽しいとか思えれば、もうそれだけで良いサイクルの中に入っていけるのかもしれません。コメントありがとうございます。
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今日は、昨日のブログを書いた後、思い出した話+考えた話について今日は書きたいと思います。
先日、大学の同僚から、今の大学のボスが「成長には傾きが大事」という話をしていたと聞きました。
「成長には傾きが大事」
これってすごく大事なことを言っているな、と思いました。
「傾いている」というのは、「安定していない」ということです。
私たちはついつい「安定している状態」を目指してしまいがちになりますが、
- 傾いていて安定している状態でなければ自然と変化でき、
- それがすなわち成長につながる
のです。
昨日のブログの中で、
こちらは変わることにエネルギーがいりますが、そんなエネルギーがなくとも「変わることが当たり前」のようです
と書きましたが、
昨日のブログを書いていて「私のように変わることにエネルギーがいる人間は、傾いていないのが原因なのだな」と思い直しました。安定した状態に持って行かずに常に自分を傾けておけば、自然と変わり続けることができるのだろう思います。
個人の生活が常に傾いていては大変なので、しっかりとした生活の基盤は作っておかなければなりませんが、あくまでも個人や組織の成長の上では、個人や組織を傾けておくことが大切なのかもしれません。安定的な組織は成長するのにかなりのエネルギーがいりますからね。傾けておくことで、自然と成長していけるのだろうとおもいます。
では、どうやって「傾き」を作ればいいのか。おそらくやり方はいくつかあるのでしょうが、すぐに思いつくのは
- 自分を不完全な場所(新しい環境)に身を置く
ことです。
私にとっては大学教員の職などはまさにそれですね。会社の仕事はもう長くやっているので慣れていますが、大学教員になってからは日々学ぶことが多くあります。新しい職を探すのは大変ですが、同じ職の中でも仕事の種類が変わることがあります。そういう時は嫌でも毎日学ばなければ前に進めません。新しい趣味、新しい経験、何でもいいと思います。まずは新しい場に自分を置くことで、傾きを作り出せば、自然に変わっていけるのかもしれないと思います。
今日も読んでいただきありがとうございます。一週間の始まり。頑張っていきましょう。