ここ数日は、息子が休みの日に初めてお友達と約束をしてきた話を書いています。
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昨日は、無事にお友達に会えたところまでを書きました。この話は、今日で最終日です。
3人が出会って、タッチで喜びあっているところに、私は自転車を押しながらゆっくりと近づきました。
私「ごめんね、お待たせ。会えてよかった」
〇〇くん「(息子にむかって)お母さん?」
息子「うん」
私「こんにちは。(双子ちゃんに向かって)お母さんも一緒?」
〇〇くん「お母さんは今日は仕事が入っちゃったから、来てない」
〇くん「でも、あっちにお父さんがいるよ」
〇〇くん「サッカーしようよ、お父さんにリュック預けてるから、もらってくる。」
〇くんは自分でリュックを背負っていましたが、〇〇くんは手ぶらです。
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私たちは全員でお父様の元に向かいます。
お父様は大型遊具の公園で、もうすぐ3歳になるという弟くんを遊ばせていらっしゃいました。
双子ちゃんは2人兄弟だと勝手に思っていましたが、下にもう一人、弟くんがいたようです。
私「(双子ちゃんのお父様に向かって)お会いできて良かったです」
お父様「?」
私「お待たせしてしまってすみません」
お父様「なに、お前たち、友達と約束してたの?」
〇〇くん「(さらりと)そうだよ。」
〇くん「ぼくが、(息子の名前)くんとサッカーしようって約束したの」
〇〇くん「ぼくも他の子をさそったよ。でも、3時って約束したのに、僕たちが来るのが遅くなっちゃったから、もう帰っちゃったかも」
この時はじめて、私は「3時」という時間を聞きました。どうやら、〇〇くんは他のお友達を誘った時に、時間の約束をしたようでした。
お父様「(双子ちゃんに向かって)お前たち、友達と約束してるなら、もっと早く言えよ」
〇〇くん「言う暇がなかったもん」
お父様「そんなわけないだろ。(私に向かって)すみません、僕、何も聞いてなくて」
私「私も3時っていうのは、今初めて聞きました」
〇くん「(息子に向かって)ぼくたちは時間は約束しなかったもんね」
息子「うん、しなかったから大丈夫」
私「(何に対して大丈夫なのよ…と思いながら)体操教室があったので3時まではいられなかったんですけど、1時過ぎから2時40分ぐらいまでは公園にいたんです。でも、その時には他のお友達はいなかったと思います。」
〇くん「お昼もきてたの?」
息子「うん。時間が分からなかったから」
〇くん「そっかー」
お父様「すみません」
私「いえ、とんでもないです。お会いできて良かったです」
〇〇くん「サッカーやるから、リュックちょうだい」
お父様「ちょうだいじゃないよ、ちゃんと自分のリュックは自分で持ちなさい」
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こうして、私たちは6人で一緒に広場に移動しました。
サッカーをはじめてすぐに弟くんが遊具で遊びたがったので、お父様と弟くんとは別行動となりましたが、18時までたっぷり1時間半ほど広場で遊ぶことができました。
「メンバーが足りない」ということで、私も子どもたちと一緒になって駆け回り、良い運動になりました。
双子ちゃんのリュックからは、サッカーのマーカーが出てきました。サッカーボールもかなり蹴られた跡があります。
双子ちゃんはサッカークラブに入っていて、土日の午前中はいつもクラブで練習しているという話や、「お父さんは土日の午後には僕たちと公園で3時間ぐらい付き合ってくれるんだ」という話聞かせてくれました(”付き合ってくれる”という言い方が面白いなぁと感じました。子どもながらに”付き合ってもらっている意識”があるのだなと感心してしまいました)。
マーカーコーンはこんな感じのものでした。軽くてとても使いやすそうでした。
息子も「土曜日はいつもこのぐらいの時間まで体操教室がある」ということや「今日はお姉ちゃんがお父さんと洋服を買いに行っているし、この後は特に用事がないから暗くなるまではゆっくり遊べる」などと話をしていました。
双子ちゃんと出会うまでは、連絡先を交換したいと思っていましたが、子どもたちが遊んでいる様子を見ていると、
- 次はきっと時間を約束してくるだろう
- もしも時間の約束をしてこなかったとしても、このぐらいの時間に来て、会えたらラッキーということでいいかもしれない
と考えるようになりました。
もう息子も小学生。
友達との約束に、親が口出ししなくてもいいのではないかと思えてきたのです。
息子の初めての約束。
6日間も書いてしまいました。
親子でちょっと成長できた気がします。
今日も読んでいただきありがとうございます。明日何を書くかはこれから考えます。