先週の金曜日のことです。
学童に迎えに行くと、息子がいいます。
息子「歯、抜けたよ(イーとして見せる。上の前歯が一本抜けています)」
私「お、ついに抜けた?」
息子「うん」
私「歯は?」
息子「体操袋の中に入っている」
私「…そう」
少し前から、上の前歯がグラグラしていたので、それがようやく抜けたようでした。
体操袋に入れた「歯」は、小さすぎて見つからないのでは…と思いましたが、何も言わずにいました。
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家に着くと、息子は一番に、体操袋の中から小さなジップロックを出してくれました。
袋には
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1-4
(息子の名前)
歯
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と書いてあります。
歯がそのまま体操服袋の中に入っているのを想像していましたが、きちんとティッシュで包まれていたのです。
私「なに?これ、〇〇先生(←担任の先生の名前)が書いてくれたの?」
息子「違うよ。保健室の先生」
私「あ、保健室で抜いてもらったの?」
息子「ううん。体育が終わって、体操服着替えてる時に抜けたの。それで、保健室に行ったの」
私「え、わざわざ保健室に行ったの?歯を持って?」
息子「手で持って行ったんじゃないよ」
私「?」
息子「口の中に入れたまま持って行った」
私「え…」
息子「だって自分の歯を手で触るの嫌じゃん」
私「え、そう?」
息子「うん。保健室に行ったらね、口から歯を出してね。そしたら、保健室の先生が、こんな風にしてくれたの」
私「へぇ」
息子「それでね」
私「うん」
息子「歯が抜けた時にね、大発見をしたんだよ」
息子はよく「大発見」をします。
これまでに前歯の下の歯が2本抜けていたので、子どもの歯が抜けたのは今回で3回目ですが、歯に関する「大発見」は今回が初めてです。
私「大発見?」
息子「うん」
私「なに?」
息子「僕の子どもの歯にね、ひもがついてたんだよ」
私「へぇ」
息子「ひもだよ?すごいでしょ。どうも引っ越し準備をしてたみたいなんだ」
私「引っ越し準備!?」
息子「うん。荷物をまとめるための紐がついてたんだよ、すごいでしょ」
私「(にやけながら)そう」
息子「なに?」
私「いや、なんでもない。すごいね」
息子「うん。それでなかなか抜けなかったんだよ。引越し準備に時間がかかってたみたいだね」
私「…なるほどね」
その「紐」は、「神経」であることは内緒にしておきました。
- 子どもの歯に紐がついていた
- 引越し準備で荷物をまとめるのに時間がかかっていたからなかなか抜けなかった
というのが、息子の「大発見」でした。
次に抜ける歯も、引っ越し準備をしてくれているといいね。
今日も読んでいただきありがとうございます。今日は祝日でお仕事がお休みの方も多いと思います。とはいえ、一週間の始まり。深呼吸して張り切っていきましょう。