小学一年生の学校のテスト

ここ数日は、娘が通う塾の先生に伺った話を書きました。たくさんの方に読んでいただきありがとうございました。

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こちらの寄り道話も「こんな親子の会話もあるんだな」と参考にして家族で対話された方もいらっしゃるようで、嬉しいです。

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さて、今日から数日は、小学一年生の息子の勉強の話を書きたいと思います。

 

(息子はまだ小1なので、私が導いている部分が多く、昨日まで書いていた「自分で考えて自分で行動する」とか「勉強のことは本人に任せる」ということは、まだほとんどできていません。娘の時にそうだったように、学年が上がるにつれてだんだんと手を放していく予定です。)

 

 

 

 

今日ご紹介するのは、「小学一年生の国語のテスト」についてです。

 

まず、こちらのテストをご覧ください。

左は4月の終わり頃、右は5月の終わりごろに学校から持って帰ってきたテストです。

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4月に左側のテストはほぼ100点で、間違いは1箇所だけです(わいうえを、の「を」を「お」と書いてしまいました)。これが初めてのテストだったので、このテストを持って帰ってきた時には、「ひらがなよく覚えたね!」とほめただけで、「を」の間違いについては、惜しかったねと話しただけで終わりました。

 

 

五月の終わりごろに、右側のテストを持って帰ってきた時には、驚きましたね…。

もう一度アップで載せますね。

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赤で先生が答えを書いているところは、息子はもともとは解けなかった問題です。

まっかっか。つまり、ほとんどが空欄だったことになります。下の段の「ながれぼし」と「けむりのきしゃ」以外は、空欄だったわけです。先生が赤で答えを書いて答案を返してくれて、先生の赤字をそのままなぞるようにと言われたそうで、上から息子が鉛筆でなぞったこのテストを、自宅に持ち帰ってきました。

 

 

 

↑に、「テストを持ってかえって来た時に驚きました」と書きましたが、何に驚いたかと言うと、息子ができなかったことに対してではなく、私は、問題の難しさに驚いたのです。

 

 

 

小学一年生ってこんな大テストいきなりやるんだっけ( ゚Д゚)?

ほぼ全部、記述問題なんですけど(;゚Д゚)!?

という驚きでした。

 

 

答案を見ながらこんな会話をしました。

 

私「これってさ、問題って先生が読んでくれたの?」

息子「どういうこと?」

私「”じゃ、一問目解きますね。せん①「ひろいました」は何を拾ったのでしょう”とか、先生が問題を読んでくれた?」

息子「読んでくれないよ」

私「じゃ、テスト用紙配られて、”じゃ、はじめ”ってテストしたの?」

息子「いきなり”はじめ”ってはじまったわけではないよ。右側に自分の名前を書いてくださいって言われて、みんなで一緒に名前を書いたの。先生が、ここに書くんだよって見てまわってくれた。みんなが名前を書き終わったら、先生が「テスト始めてください」っていって、先生がおしまいって言うまでやったの」

私「名前書き終わったら、あとは自分で全部解かないといけなかったってこと?」

息子「あたりまえじゃん、テストだよ。隣の人の見たらズルだよ」

私「そう…」

 

隣の人の答案を見たかどうかでなく、先生は問題をフォローしてくれなかったのかを聞いたのですが…。どうやら、名前を書く部分以外のフォローは何もなかったようでした。

 

 

次に、間違えた箇所について、順番に、息子に聞いていきました。

 

まず、問1は

「—―せん①」は、意味が分からなかった

とのこと。

 

本文中に線が引いてあって、そこについて答えなければならないことすら分からなかったのだそうです。「それもそのはずだ」と思いました。こんな問題、家でやらせたことはありませんでした。学校の宿題のプリントも、ひらがなプリントとかカタカナプリントばかりで、こんな読解問題は解いたことはなかったのです。問題の意味がわからなくても致し方ないと思いました。

 

あとは、

問題を読むひまもなかった

とも言っていました。

 

それもそのはず。5月とか6月の息子の家庭学習はこんな感じでした。 

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ひらがなは書けるようにはなっているけれど、こんなに記述が多いテストを「ハイ、はじめ」と渡されても解けるレベルにはなかったと思います。

外国語の授業で例えるなら、A・B・Cを習いたての子が、問題文もすべて英語で書かれた長文読解のテストを解くようなものです。初見の長文でないとしても、なかなか酷な話です。

 

こりゃまずいな…と思って、まずはすぐに書店に行って、教科書の準拠ドリルを買いに行きました。テストの文章自体は教科書から出ていて、音読は毎日やるので文章自体は慣れているはずですが、問題を解くとなるとなかなかそういうわけにもいきません。本文の線が引いてある部分について答えるのは、ある種の「練習」が必要です。

 

娘も小学3年生からは四教科このドリルに取り組んでいました。娘の時にこのドリルを使い始めたきっかけは、理科と社会のテストがひどかったからです。小学1年生と2年生の時には、理科と社会はなく、教科は算数と国語だけです。娘は、小学1年生と2年生の時に算数や国語のテストが特別できなかった記憶もないので、息子よりも娘の方が良くできていたのだと思います。息子はひらがなやカタカナを覚えるタイミングが娘より遅かったのもあり、文を読む速度にも違いが出たのでしょう。

 

夏休みには、文章を読むスピードを上げることを意識して、算数の文章題の問題集や、文章読解の問題集も取り入れました。

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文章読解で我が家が解いたのはこちらの問題集です。夏休みの前半はカタカナの練習をしていたので、この読解のドリルにはお盆明けから取り組んで、ほとんど終わりましたがあと数ページだけ残っています。最近は土日も学校の漢字の復習とか、教科書の勉強をしているので、こちらの問題集の残りのページは冬休みに解くつもりにしています。

 

 

教科書準拠ドリルや、夏休みの文章読解を解いたおかげで、解き方が分かってきた息子は、夏休み以降は、無事に100点の答案用紙を持って帰ってくるようになりました。

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ただ、この↑テスト、設問1、設問3、設問5で、四角にカタカナで解答を書いているのに、選択肢にも丸も付けているのが分かるでしょうか。本当はカタカナで解答するだけでいいのに、丸もつけています。

 

理由を聞いたら、

 

「だって、問題に、”ひとつえらんで きごうをかきましょう”って書いてあったから、ひとつ選んで丸を付けてから、きごうを四角の中に書いたんだよ。何か間違ってた?」

と言っていました。

 

 

 

えらんで きごうをかきましょう

を、

えらんで(丸をつけて)から、きごうをかきましょう

と、息子は読んだようです。

 

「えらぶのは頭のなかで良くて、書くのは記号だけでいいんだよ」

と話しましたが、いまいち納得していない様子でした。

 

そのうちに分かるようになるかなぁと思って、そんなにしっかりとは話をしないまま、ひとまず放置してあります。

 

 

小学一年生。まだまだこれからです。

その時々で様子を見ながらやっていきたいと思います。

 

 

今日も読んでいただきありがとうございます。今日を乗り切れば明日は週末ですね。明日は「息子の漢字の勉強」について書きたいと思います。

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