我が家の保育園生活-⑥保育園の間に大切にしていた時間

ここ数日は、我が家の保育園生活のことを書いています。今日で最終日です。

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娘が小学校1年生の12月から小学6年生の10月まで、息子は0歳児クラスの12月から年長さんの10月まで、約5年間、我が家は単身赴任でした。

 

 

実家も遠方で、当時は今のように在宅勤務ができるわけでもなく、正直ドタバタの毎日でした。分刻みで時計とにらめっこしながら仕事をして、ダッシュでお迎えに向かい、帰宅してからも常に時計とにらめっこの毎日でした。

 

 

 

そんな毎日の中でも

「息子を保育園で迎えてから自宅に帰るまでの時間」

は大事にしていたつもりです。

 

 

分刻みで時計とにらめっこしながら仕事をして、ダッシュでお迎えに向かうものの、息子と会った瞬間からは少しだけクールダウン。

 

 

毎日の給食が展示されているので、そこに寄っては、「これはすっぱい」とか「今日はぴっかりん」とかいう息子の解説を「へぇ、母さんも食べてみたい」とか言いながら聞いていました。息子はとても得意げに、給食の内容を教えてくれていました。

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時間にすると、ほんの1分ぐらいの会話だったとは思いますけど。

 

 

それでも給食の展示に立ち寄って少し会話をする。

 

 

それが毎日の日課でした。

 

 

 

 

今思うと、私と息子にとって、とても大事な時間だったと思います。

 

 

 

 

給食のことを聞く時間だけでなく、

保育園のお迎えの時間は、

本当にいろんな会話ができる時間でした。

 

 

 

息子が年長、娘は小学6年生の夏に、息子とこんな会話をした日もありました。

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日によっては私が息子を迎えに行っても、息子は遊びに夢中で「ちょっとまって」と言う日もあるのですが、この日は、走って私に飛びついてきました。私は息子をひょいと抱っこしました。17キロちょっと。長距離は難しいですがまだ抱っこできる重さです。

 

夕方の合同保育が始まっていて、息子は自分のクラスとは別のクラスにいたので、息子の荷物をとるために、息子のクラスに移動しました。両手で息子を抱っこしたまま階段をのぼりながら、こんな会話をしました。

 


息子「ねぇ、かあさん僕のこと見て」

私「(息子を抱っこしたまま立ち止まって息子を見て)なに?」

息子「僕のことみえる?」

私「見えてるよ」

息子「僕も僕のことが見える。」

私「?」

息子「母さんの目の中に、僕がうつってるよ。母さんも僕の目の中に母さんが見える?」

 


(息子の目を見ると、私の顔が映っていました。)

 


私「ほんとだ、(息子の名前)の目の中に母さんが見える」

息子「鏡と一緒だよ。目に映るから見えるんだよ」

私「え、それ、誰かに聞いたの?」

息子「自分で考えた」

私「すごいじゃん、なんで?」

息子「今日手を洗ってるときに、鏡に僕がうつってて。鏡に顔を近づけたら鏡の僕の目の中に僕が見えたの。だから、そうかなって思った。」

私「(大げさに)すごいなぁ、それ自分で考えたの?天才だね」

 


(息子のクラスについたので、息子を下ろして、汚れ物の回収を開始)

 


息子「ねぇ、母さんってさ、最近、ねえちゃんとばっかりお話ししてない?」

私「そう?」

息子「うん。ねえちゃんばっかり母さんと”お話合い”してるもん」

私「そっか、ごめん」

息子「なんでねえちゃんとばっかり”お話合い”するの?」

私「うーん、ねえちゃんさ、最近イライラしたりするみたいだからさ、ちょっとちゃんと話したほうがいいかなっておもって。」

息子「ふうん」

 


(保育園の玄関に移動するまで、息子も私も無言でした。保育園の玄関での会話です)

 


息子「いっこお願いなんだけどさ」

私「なに?」

息子「1日1回だけでいいから、僕も、母さんの目にうつる僕が見えるぐらい近くで、かあさんとお話ししたい」

 


正直ものすごくドキッとしました。

「わかった、約束する」と返事をしました。

 

 

 

我が家は、単身赴任なので平日は夫がいません。コロッケを作った日の夜、食卓で娘と話をする間は、息子には私の携帯を渡してYoutubeを見ながら待っていてもらいました。息子は淋しかったのだろうと思います。息子は娘と6歳はなれているので、いつもおちびちゃんだと思ってしまっていますが、息子は息子でいろんなことを考えていて、娘との付き合い方を工夫するのと同じように、息子との付き合い方を工夫していかなければならないのに、前日の息子に対する私の対応(「姉ちゃんとお話合いするから、ちょっとYoutube見て待っていて」といって、息子に私の携帯を渡した)は、あまりにも雑で、本当によくなかったと反省しました。

 

 

(”コロッケを作った日の夜”の話はこちらにあります。息子のことは全く考えずに、娘とどうしたらうまくやれるかを考えて行動した夕食でした。)

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働きながらの子育て、正直ドタバタです。

 

「働きながら」ということだけでなく、手探りをしながらの子育ての中で、ワンオペだったりするとなおさら、兄弟には寂しい想いをさせてしまうこともあるだろうと思います。

 

 

ただ、そんな中でも、少しゆったりする時間をつくることで、子どもが自分の気持ちを伝えられたり、ゆっくりとコミュニケーションをとれる時間が作れるのかもしれないと思います。

 

 

 

 

 

ひとりひとりと向き合う

 

 

子どもの数が多くなると

結構大変なことです。

 

 

うちは子どもが二人しかいないからまだできることかもしれないと思います。

 

 

 

 

ちゃちゃっといろんなタスクをこなしていく中の、ほんの少しのんびりする時間。

 

その時間でひとりひとりと向き合う。

 

 

気をつけていなければなかなかできないことです。

 

 

 

 

 

 

我が家の場合は、

  • 保育園のお迎えの時間
  • 夕食の時間
  • お風呂の時間(最近では子どもが自分で入ってしまうのでこの時間がなくなりました)
  • 寝る前に布団で話をする時間

が「少しのんびりする時間」だったと思います。

 

 

 

こういう時間は、大人にとっても活力になります。

 

 

 

仕事は正直ストレスフルで

頭がイガイガしてしまいますから。

 

子どもとこういう時間を過ごしていると、

頭のイガイガが溶けていく感じがします。

 

 

(頭がイガイガ、トゲトゲしないように働くのが一番なのでしょうが、全然うまくやれていません。頭のイガイガやトゲトゲは歳を取った時に自分を苦しめることになると思うので、極力ため込まずにその日のうちに消化したいです。)

 

 

「メリハリつけて」

を意識していきましょう。

 

 

今日も読んでいただきありがとうございます。毎日毎日大変ですけど、今日も深呼吸して行きたいですね。

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