高校での勉強について-⑦大学院の選び方

昨日まで、高校での勉強について書いていました。

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大学生の学生さんたちに聞いた話を思い出したり、過去の記事を思い出したりしながら、昼休みに毎日1記事ずつ書いていて、結構楽しく書いていました。

 

本当は昨日で終わりのつもりで、今日は軽く「我が家のオススメパスタソース」の話でも書こうと思っていたのですけど、予定を変更して、これらの記事にいただいたコメントをご紹介しながら「大学院の選び方」について書きたいと思います。

 

 

 

このシリーズの「③大学の選び方について」に、kotimutikoさん(id:kotimutiko)からこんなコメントをいただきました。 

高校での勉強について-③大学の選び方について - 研究職ママの子育ち日記~子どもの学び方を考える~

将来の事、自分が学びたい事、興味がある事を考えて大学選びをする子達が多くなったのでは?と思います。母は大学のネームバリュー重視で、全部の学科を受ければいいのに!なんて言いました。従わなかったけど(笑)

2022/03/23 17:16

b.hatena.ne.jp

 

kotimutikoさんは、小学生、中学生、高校生、大学生の4人のお子様のお母さまです。

 

「母は大学のネームバリュー重視で、全部の学科受ければいいなんて言いました。従わなかったけど(笑)」
とのこと。

 

自分たちが学生の頃は、偏差値で学部を選ぶような人もそこそこいたイメージですが、今の学生さんたちってかなりしっかりしていますよね。やりたいことを決めてから学部・学科を選ぶ、ということが、あたりまえになってきているのかもしれません。

 

とある学会の「女性のメンター企画」でおしゃべりした女の子も、「〇〇研究室に入りたくて、この大学を受験した」と言っていました。全然違う地域から、四国のとある大学院に進学した子の話です。

「どうやってその研究室を知ったの?」と聞いたら、「ネットで〇〇学会の全国大会の論文が無料で読めるから、論文の目次見て、発表が多そうな研究室を探して、〇〇研究室を見つけた」と言っていました。大学院になると、アクティビティが高い研究室であればあるほど国際会議とか学会発表なんかを通じて貴重な経験ができることも、アクティビティが高い研究室での先には「研究室を狙った一本釣りの就職」も待っていることも、その子は知っていました。

いい研究室って全国に散らばっていて、それは必ずしも大学の偏差値とはリンクしないので、「良い研究室選び」はなかなか難しいと思います。

 

 

ただ、どんな分野の学会でも、1年に1度は「全国大会」とか「年次大会」みたいな名前で大きな会議をやっていて、その目次なんかは無料で読める場合が多いと思います(ネット上にプログラムは置いてあると思います)。その中から、「行きたい研究室」を探せば、自然と大学が決まってくるかもしれませんね。

※先生が異動しちゃう場合もあるので要注意ですが…

 

 

私が勤めている研究室も、春からの大学院生は3分の2が内部進学で、3分の1は外の大学から入ってくる学生さんたちです。外部から来た学生さんたちはみんな学会で私の勤める研究室を知ったと言っていました。大学院からの進学先に悩んでいる方がいらしたら、参考にされると良いと思います。

 

 

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満月ママさん(id:fukutsuno_toushi)さんは、ブログにこんな記事をupしてくださいました。

www.mangetsu-mama.com


また、研究職ママ (id:selfmanagementforkids)様がご紹介されていた

「大学選びの為の職業・進路案内 夢が見つかる533職業」という本も

この春の長期休みに一緒に読み進めています。

 

職業・進路案内は、part1からpart12まであるので、一日1パートずつ。

読後、目次にある職業に印をつけています。

気になった職業の目次に〇、やや気になる職業に△、好きではない職業にバツ印という形ですね。

 

将来の話は、唐突に私に質問や相談をしてくることもあるので

「職業・進路案内」を読んでいる時は近くにいて

読みながら将来についてあれこれ話す娘を見守り、質問や相談を受けたら一緒に考えるようにしています。

自分で考えたいことやりたいこともあるけれど、相談も多い年ごろ。

距離感を大切にしています。

 

ブログの中でご紹介したこちらの本をさっそく手元に用意されて、「なりたい」「まあまあ」「いまいち」の仕分けをしていらっしゃるとのこと。

 

満月ママさんの「行動力」にはいつも頭が下がります。

 

私自身も、中学の時に、こんな感じの本(学校から配られました)をパラパラと見て、「へぇ、こんな仕事があるんだなぁ」と思っていました。どんな仕事があるかって、子どもは丸っきりと言っていいほど知らないと思います。

 

上の話と合わせると

  • なりたい職業を探してみる→学科を調べる(ここまでは上の本でできます)
  • 「”学科名”+学会+全国大会」みたいなキーワードで検索してみる
  • 学会がひっかかったら目次を検索してみる

と、行きたい大学がクリアに見えてくるかもしれないと思います。

 

 

たとえば、「薬学部」で検索したら学科名は「薬学科、総合薬学科、製薬学科、生物薬学科など」とのことだったので、試しに「”学科名”+学会+全国大会」を「製薬学科 学会 全国大会」で検索したらこんな感じになりました。

f:id:selfmanagementforkids:20220327080209p:plain



3件目は「製薬」が入っていなくて、4件目は「全国」が入っていない検索結果なので、「ダブルクォーテーションつけなきゃ」と思って(※)何度かやり直したりもしましたが、かえってノイジーだったのでここではイメージだけをお伝えするため最初の検索結果を掲載します。

※ご存知だと思いますが、検索の際に「”製薬”」とダブルクォーテーションをつけて検索すると、必須のキーワードの扱いとなります。

 

 

 

 

「”学科名”+学会+全国大会」の部分は、「”学科名”」でなく職業でもいいかもしれません。たとえば、試しに「翻訳家+学会+全国大会」で検索したら、検索結果はこんな感じでした。

f:id:selfmanagementforkids:20220327074923p:plain

 

「翻訳家」の世界を私は全然知らないので、もしかしたら他にももっと良い学会があるのかもしれません。

 

全然しらない世界を紐解いていくわけですから、なかなか至難の業だとは思います。

ただ、まずはこんな感じから始めて、目次をみながら「どんな大学のどんな研究室から発表があるのだろう」とか紐解いていくと、「お気に入りの研究室」を発見できるかもしれないと思います。

 

軽く書くつもりがまた長くなってしまいました…。私のブログはこんなもんだと諦めていただけると嬉しいです(;^ω^) 

 

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全然関係ないですが、Amazonがセールをしています。トラッカーで金額を確認しましたが、実際安かったので、我が家は常備品をいくつか買いました。

 

下記からエントリすると、amazonでのお買い物ポイントアップキャンペーン中なので、ぜひのぞいてみてください。

 

今日も読んでいただきありがとうございます。良い週末をお過ごしください。

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