今日は昨日の話の続きです。本当は今日まででこの話は終わる予定だったのですが、もう少し書きたいことがでてきたので、あと数日続けます。
昨日のブログに、ぐみ(id:g3-gumi)さんからこんなコメントをいただきました。
改めて過去ブログなど拝読させていただきました。ご自分のお仕事のことと、お嬢様のこと、ご家族のこと、地域の体制のこと、保育園からこれまでの経緯があって、今があり、研究職ママさんがそのお立場を選択されて、行動されて、さらなる改革でよりよい取捨選択がなされていく経緯がよみとれました。素敵です。研究職ママさんだからこそ出来る改革、歩み寄り、想像できる気がします。古いPTAや、毎日の活動にいっぱいいっぱいの学童など、地域差が出来るだけ減って、子どもたちの格差のない社会で将来の子どもたちの未来が少しでも明るいものになればと思います。
なんだかたくさんお褒めの言葉をいただいて、とても恐縮です。が、単純なので言葉通りにありがたく受け取ります。
ありがとうございます(^ν^)
そして、将来の子どもたちの未来が少しでも明るいものになればというのは本当にその通りですね。私自身にその手助けが少しでもできるのであれば、動きたいと思っています。
「フルタイムで働くから何もできない」といって、地域や学校の活動にまったく参加しないのは、もったいないことだなぁと個人的には思っています。
いろいろな職種があるので一概には言えませんが、ダイバーシティが叫ばれる社会の中で、いろいろな「経験」は多くの仕事に役に立つ場面があるだろうと思います。
せっかくの「経験」の機会を避けることは、自分自身の成長の機会を失っていることになってしまう可能性もあると思うので、自分自身は忙しい隙間でも地域や学校のいろんな仕事を引き受けるようにしています。そして、実際に、いろんな経験が仕事に返ってきていると感じます。
さらには、そうやって自分が動くことが、地域や子どもたちのためになるとするなら、それはまさに「一粒で二度おいしい」ことですよね。
そうやってみんなが力を出し合いながら、子どもたちにとって良い社会にしていけるといいと思います。
ぐみさん、コメントありがとうございました。
今日は、改革の壁になりがちな、「これまでの慣習がすべて」という沼をどう乗り越えていくのかという話を書きたいと思います。(※私もまだ道半ばの話で、現在進行形の話です)
昨日のブログに、
「今まで通り」がかえって楽なんじゃないかとか、「これまでは大変でもこうしていたんだから、自分たちも同じように苦労すればいいんじゃないか」とか、思う方もいらっしゃるのですよね。
でも、持続可能性を考えると、そういうわけにもいかない。
これまでのやり方をリスペクトした上で、やり方を変える「心」をきちんと理解していただくように心がけています。このあたりの話はまた明日書きたいと思います。
と書きました。
私自身も、やり方を変える時には、ひとつ上の役員の人(で現在はもう役員ではない人)たちはもちろん、2~3代前の役員のひとたちにも、事前に相談をしています。
ひとつ上の役員の人の中には、私は残念ながらひとりも知り合いがいないのですが、2~3代前の役員の人たちの中には、娘の同級生のお母さん(娘の同級生のお母さんで下の子が現在小学校高学年という方たち)が何人かいらっしゃいます。
私のことを全然知らないお母さんにいきなり「〇〇の仕事を〇〇の理由でこんな風に変えたい」と話しても理解していただけなかったかもしれません。
でも、もともと知っている娘の同級生のお母さんたちに「〇〇の仕事を〇〇の理由で、こんな風に変えていきたい」と相談したら、「そっちの方が効率的ね。あと〇〇も同じようにやれるよ」といった感じですぐに理解を示して、追加のアイデアまでくれました。
私のことを全然知らないお母様には、特に、なぜやり方を変えるのかの心の部分、Whyの部分をしっかり共有するように心がけました。
Whyでもうまく伝わらない方には、実際にやってみることも並行していきました。
例えばQRコードをスキャンしての申し込み。これひとつで紙を回収して、申し込みの結果を手入力する手間が省けます。実際に示すと「なるほど、そういうことね」と納得してくださいます。
自治会の方への仕事の分担。「そんなことできればいいけど、無理ですよ」とおっしゃる方には、「試しに一度進めてみますね!」と元気に言って、結果を報告する形にしました。最近は、省エネで動こうとする親世代に比べると、シニアな方の方がよっぽど機動的で柔軟な部分も多いと感じています。
変えるのにはエネルギーがあるし、省エネではなかなかやれないけれど、変えた後にはぐんと楽になっていい形になるならば、そこでちょっと汗を流すことは未来の自分に感謝される結果になると思っています。
そんなことを通じながら、ひとつ上の役員の方たちも、だんだんと理解を示してくださるようになっていきました。
私が仕事で時間管理を学んだ頃とちょっと似ています。土日に新幹線に乗ってわざわざ時間管理講座を受けに行きました。
まぁまぁ大変だったと思います。
でも、あの時期の頑張りがあったおかげで、今の自分があるし、あの頃のまま続けていてもきっと今頃は沈没していただろうと思います。
長く仕事を続けていくのは本当に大変です。
持続可能な形にするためのエネルギーなら出す方があとあと良いことが待っているだろうと思います。
話は少し変わりますが、もうひとつ。
私の今の家のお向かいのおばあちゃんの口癖で、とてもいい言葉だなと感じた言葉があって、今ではよく使わせていただいている言葉があります。
「またいろいろ教えてくださいね」
別れ際にいう言葉です。
どんな場面でも使えます。
「おつかれさまでした」とか言って別れるのではなく、「ありがとうございました。またいろいろ教えてくださいね。」といって別れるのです。
電話を切るときもそうです。
「またいろいろ教えてください」
を最後の言葉にします。
いわれた方は、ちょっといい気持ちになる。
また教えてあげようかなという気持ちになる。
私自身は、上の代の人たちへのリスペクトを示せる。
最近は、仕事でもよく使います。
日常的に会うチームのメンバーには言いませんけど、
たまにディスカッションする隣の部署の人なんかに向けて
「またいろいろ教えてください」
といって打合せをしめる。
いわれた方は、ちょっといい気持ちになる。
またコラボってあげようかという気持ちになる。
私自身もリスペクトを示せる。
いろいろ教えてもらえれば、自分自身も成長できる。
本当に便利で、なかなか良い魔法のことばです。
ぜひお試しください。
おまけ:
無事にメール認証ができて独自ドメインが復活しました。
お金だけ払っているなんてもったいなすぎる…と思っていたので、安心しました。
今日も読んでいただきありがとうございます。良い休日をお過ごしください。