我が家の漢字の勉強方法

基本的に先取なしの我が家。漢字も先取りはしていません。

 

 

そんな我が家の漢字の勉強方法。

 

 

前提として、

  • すべての漢字は学校で習っていて、一度は書いたことがあるものばかり
  • ただし、何度か書く練習はしていなくて、どの漢字も比較的習いたて

という状態での話です。

 

①まず、漢字のページを見て、息子が音読をします。

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学校でやったはずでも、読めない漢字もたくさんあります。

 

ひとつひとつ、漢字の成り立ちを確認しながら、読みを確認します。

 

息子「(①を見て)ばしょをかく?」

私「ぶぶー。この中に入ってる字は何?」

息子「みみ。・・・あー!!”ばしょをきく!”」

私「正解~!耳を門で囲って、音がそとに漏れないようにしてるのかなー」

息子「もんって?」

私「もんはまだやってなかったっけ?(門構えを指さして)この周りのやつは、もんってよむんだよ。入口の”もん”ね」

息子「へー」

 

息子「②は、しんぶんをわたす」

私「正解」

息子「③は、こうえんのブランコ」

私「いいねー。」

息子「④は、(電を指さして)これは”でん”だよね。(話を指さして)これはなに?ヒントちょうだい」

私「左側に、言葉の”こと”がついてるでしょ。右側に口もついてるから、”おしゃべりする”ってこと」

息子「まって、もう言わないで。もう分かった。”でんわではなす”でしょ?」

私「正解~」

息子「⑤は、”てんでせんをつなぐ”だね」

私「ちがうー。(”点”という漢字を指さして)こっちはさ、てんてんがついててばらばらでしょ。でも、("線"という漢字をゆびさして)こっちは、”糸”がついてるから、まっすぐで…」

息子「”せんでてんをつなぐ”だ!」

私「正解。”線”は”糸”だから、まっすぐね。”いと しろ みず”で、習った漢字ばっかりだね」

息子「糸電話は、糸が白いから、白なのかなぁ」

私「そうかもねー。糸電話で水の音でも聞いてたのかな(実際はどういう意味なのか知りません)」

息子「だねー。⑥も全然わからない。ヒント。」

私「(※息子に説明した”数”の漢字の成り立ちは、事実とは異なりました。実際には、”数”の旧字体は髪の毛を結い上げた形を表していて、髪は数えるのが難しいことから数というそうです。明日、息子に訂正しておきます…)昔はさ、ねんぐって言って、とのさまが”お米を100つぶよこせ!”っていったら、みんなが100つぶお米を渡さないといけなかったんだよ。」

息子「えー!?せっかく頑張って作ったお米なのに??」

私「そう。とのさまはさ、自分ではお米作らないのに農民みんなから100粒ずつお米をもらって3000粒とかにして、毎日お米が食べられたの。」

息子「さいあくー」

私「でも、農民は、せっかくの自分のお米を無駄にしたくないじゃない?だから、きっちり100粒かぞえたわけ。」

息子「うん」

私「”米”を”女の人”がかぞえるって字で、”数”ね」

息子「(米の部分を指さして)これは、こめ?」

私「あ、まだ習ってなかったっけ?米粒が、十のまわりに4個くっついて、”米(こめ)”ね」

息子「女の人はお米を数えている間、男は米の収穫かな」

私「きっとそうね」

息子「”かずをかぞえる”。」

私「うん」

息子「次のは分かる。”かくすうをしらべる”」

私「”画数”って、意味わかる?」

息子「なん回で書くかってことでしょ?」

私「そうそう。(ドリルの下の”活”を指さして)じゃ、これの画数は?」

息子「えっと、(書いてみて)9画」

私「正解」

 

 

②そんな会話をした後に、漢字ドリルをめくって、ひらがなだけのページにして、ノートに漢字を書きます。

 

書けない字ももちろんありますが、ほとんどの漢字をスラスラ書いて行きました。

 

公園の”公”だけ書けなかったので、こんな会話をしました。

 

息子「こうえんってどんなのだっけ?ためしに一個書くね」

私「うん」

息子「(”工”と書いて)これ?」

私「ちがう。それは、”こう”。”こうじ”の”こう”」

息子「あーそうか。じゃ、(”工”を消して”方”と書いて)これ?」

私「ぶぶー。それは、⑩番の”ばしゃのほうをむく”の”ほう”」

息子「(”方”を消して)えー、ヒントちょうだい」

私「えー、ヒントは難しいなぁ。カタカナで書ける」

息子「カタカナ?」

私「ハムって」

息子「あー、わかった。もうそれ答えじゃん。かあちゃん、ヒント下手くそすぎ」

私「笑。ハムを公園で食べている人、いるかな?」

息子「サンドイッチのお弁当食べている人ならいるかもね」

私「たしかに~」

 

そんな会話ものんびりしつつ。

 

一度学校で習っているからというのもありますが、ついさっきまで読むことすらできなかった漢字もスラスラ書いていきます。私は新しいことは全然頭に入ってこないので、子どもたちの脳みその柔らかさには驚かされます。

 

 

こんな感じで、この日はパズルも含めて3個勉強しました。



 

我が家は「平日は3個勉強」「土日は4個勉強」と決めています。

 

朝時間があるときは朝3個終わる日もありますし、在宅勤務でお迎えが早い時は、食事の後に3個勉強できることもあります(↑の漢字の勉強をした日は在宅勤務でした)が、ほとんどの平日は”3個勉強”はできていません。

 

でもまぁ、平日にやらなかったとしても、土日に勉強を増やすこともありません。

 

まだ低学年なので、それでもなんとなくやれています。

 

 

 

 

そういえば、一点訂正です。

 

先日、「我が家は、勉強にはノートは使わず、白い紙に書いてどんどん捨てていくスタイル」と書きましたが、初めて漢字を勉強する時だけは漢字ノートを使っています。十字の補助線がある方が、バランスを取って書きやすいと思うからです。(翌日に書けなかった漢字の復習をするときは私が白い紙に書いて復習します)

 

今はこちらの84字を使っています。読みを画く場所があるだけの漢字ノートもありますが、こちらは十字線も入っていておすすめです。

 

「キョウトウ」も「アピカ」も十字線が入っています。

我が家は下の方のハリネズミ柄のものを使っています。

 

 

 

まとめると、

⓪学校で漢字を習う

①漢字のページを見て、息子が音読をする。字の成り立ちについて雑談する。

②漢字ドリルのひらがなだけのページを見ながら、ノートに漢字を書く。書けなかったときは、字の成り立ちや覚え方について雑談する。

 

やることはたったこれだけ。

 

とてもシンプルですが、参考になる部分があると嬉しいです。

 

 

今日も読んでいただきありがとうございます。あっという間に金曜日。今日も一日頑張りましょう

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