心を整えるためにやっていたこと⑤

また少し時間が空いてしまいました。

ブログを書けなかったのは、ネガティブな意味ではなくて、ポジティブな意味で生活が回り始めた結果です。これからもこんな調子かもしれませんが、どうかご容赦ください。

 

ここしばらくは、「心を整えるためにやっていたこと」を少しずつ書いています。

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これまでに書いてきたことは、「何かを行動すること」ばかりでしたが、困難案件が次から次に覆いかぶさってきた時には、そんなに能動的に行動できていたわけではありません。

 

 

困難案件に関して自分の中で整理がつかず、整理できていないうちに次の問題も起き、何もすることができずにただただ悩んでいました。

 

 

 

「人生に無駄なことはない、どんな時間も自分にとって必要な時間だ」とよく言われますが、今、私が直面している困難案件については、「私の人生にとって必要なこと」とは今はまだ思えていません。

 

 

ただ、少し前は「この困難が私にとって必要な時間だと思える日なんて来ないのでは」と思っていましたが、最近は「今この時間は私にとって必要な時間だったと思える日が、いつか来るのかもしれない」と思えるようになってきました。

 

 

 

そう思えるようになったのは「ただただ落ち込んで、落ち込みながら状況を受け入れてきたから」だろうと思います。

 

 

 

 

 

 

以前、レジリエンスについて書いたことがあります。

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この中で、こんなことを書きました。

私は、毎日、ブログをひとつずつ書いています。働きながらの小学校生活についてどなたかの役に立てればという想いで書きはじめましたが、この6年間を振り返りながら、いろんなことを乗り越えてきたなぁ、私たち家族も成長したなぁ、と、少し客観的に自分たちを振り返る良い機会もなっています。

 

 

娘が小学生になってからの6年間の間に、つらかったことも本当にたくさんありました。

 

 

予想していなかった3人目の妊娠と流産、夫の単身赴任、私の足が悪くなったこと、大変だった子ども会の会長、私の就業について暗に非難されたこと、娘が学校に行けなくなった日々のこと。

 

 

これらをひとつずつ乗り越えて、今の私たちがあります。

 

 

問題の渦中にあるときは本当に大変で、苦しくて、たくさん泣いたし、たくさんつらい思いもしたし、たくさん悩んできました。でも、そのひとつひとつを自分たちの中に取り込むことで、私たちは成長してきたと思います。ひとつひとつの経験が、自分の血となり肉となり知恵となっていると感じています。

 

 

今回の困難案件が自分の中で整理がついていなかった頃、「あのころは、たくさん泣いたし、たくさん悩んでいたな」と、よく当時のことを思い出していました。

 

当時は、たくさん苦しかったし、たくさんつらい想いもしました(詳細は上記のリンクの過去記事からたどれます)。でも、そのひとつひとつを取り込むことで、今の私たちがあると思います。

 

 

 

そう振り返りながら、「今はきっと、たくさん苦しい想いをして、たくさん悩むことで少しずつ状況を自分の中に受け入れていく期間なのだ」と思って、思う存分脱力して、思う存分落ち込んでいました。たくさん悩んで、家族ともたくさん話をしました。

 

 

 

 

落ち込むときは、思いきり落ち込む。

 

悲しい時は、悲しむ。

 

 

それでも、昔のように、素直に泣けていなかったんだなと気づかされてくれたのは、息子がくれた一枚の手紙でした。

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この手紙を読んで、涙を流して「あぁ、私、悲しいのに泣けていなかったんだ」を気付くことができました。

 

息子が流させてくれた涙は、私の中でひとつの「スイッチ」だったと思います。

 

 

 

あぁ、泣いていいんだ。落ち込めばいいんだ。

 

そう思えました。

 

 

 

 

自分がしっかりしなきゃとか

自分が頑張らなきゃと思わずに、

何もせずに「もう無理」と脱力すること。

 

 

きっとそれは、人にとって大事なことなのだろうと思います。

 

 

時には脱力して、

思い切り落ち込んで、

思い切り泣くことも、

必要なのかなと思います。

 

 

今日も読んでいただきありがとうございます。今日もみなさんにとって良い一日でありますように。

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