昨日から、結婚当初にどうやって夫が家事をするようになったかや、夫婦の役割分担の決め方、夫に家事をしてもらう上で私が気をつけていることなどを書いています。
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今日は、育児の分担に関連して、私が気を付けていることを書きたいと思います。
もともと夫は「こうでなければならない」みたいなものが一切ない人です。子どもがいない頃の私たちは、お互いに仕事を思い切りやっていて、深夜過ぎても働いていることもあったので、手が空いている方が家事をやっていくという感じで、新婚時代を過ごしていました。子どもが生まれるまでは、どちらかというと夫の方が得意な家事が多く(私の方が大ざっぱなので、夫がやったほうがいい家事がたくさんあります)、なんとなく夫の分担の方が多くなっていました。
しかし、子どもが生まれると、母親にしかできないことが出てきました。授乳です。授乳の効力は絶大で、このおかげで子どもをあやしたり寝かせつけたりするのも私の方が断然有利になりました。
私が寝かせつけるのは簡単でした。(授乳時間以外に授乳するのはよくないとか言われたりもしますがそんなことは気にせず)授乳すれば子どもはそのうち寝てくれます。夫が寝かせつけるのはそれはそれは大変そうでした。寝かせつけに1時間以上もかかるのに、布団に娘を置いたら起きてしまう…ということもよくありました。
大変そうね…と思いましたが、夫に任せておきました。なにせ私が娘を寝かせつけられるのはほぼ反則技ですから、アドバイスしようにもできないというのもありました。残念ながら夫にはその反則技は使えません。
そのうちに、夫は学習していきました。
抱っこだけではなかなか寝てくれないので、ベランダに出て夜風にあてたり、抱っこ紐で抱っこして散歩したりしていました。ぐっすり寝たかどうかを感知するのも上手になっていって、「これまではしっかり寝てないのに布団に置いちゃってたから起きてしまっていたんだね」とふたりで話したりもしました。初めての子どもですから何事も手探りです。夫はそのうち布団の置き方も上手になっていき(「置く」というというよりも、抱いたまま一緒に横になって、少しずつ腕を抜いたり、しばらく隣で添い寝する)、娘は布団に置かれても起きないようになっていきました。
私が当時心掛けていたことは、なかなか寝かせつけがうまくいかない時でも「ちょっとかして」といって夫から子どもを取り上げたり、「もっとこうしたらいいのに」とは言わないことでした。夫なりに頑張ってくれているし、夫は反則技が使えないので、何時間かかろうが夫なりのやり方でやってもらうしかないと思って、私は心置きなくスヤスヤ寝ていました・笑。
こうして「夫なりのやり方」で、産婦人科から退院した直後から、授乳以外のすべての育児を分担できるようになっていきました。
私は当時育児休暇をとっていましたが、正直、仕事の方が100倍楽だと思っていました。仕事なら休憩時間もありますし、腕が腱鞘炎になるんじゃないかと思うほど一日中子どもを抱く必要もありません。外出許可の出る1ヶ月検診まで昼間に誰とも会えずに誰とも話せずに家に閉じこもっている必要もありません。昼間は私の方が大変なんだから夜はがんばってね、という感じで、夜の育児は授乳以外はほとんど夫に担当してもらっていました(鬼嫁)
小学六年生になった娘は、「父さんイケメンだよね」といつもいいます。娘は夫の顔が好みらしいです。
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今日(これを書いている10月17日土曜日)も、「ネットで見たカフェに父さんとふたりで行きたい」といって、娘と夫はふたりで出かけています。私とだとどうも同性同士でダメなのですが、夫と娘は馬が合うようです。
今日も読んでいただきありがとうございます。明日は仕事を調整しながらの家事と育児の分担について書きたいと思います。