これまでに、Z会や進研ゼミの紙のものを試してきましたが、課題がたまる一方でまったく続きませんでした。でも、進研ゼミの<チャレンジタッチ>を始めてみたら意外と良かったので、昨日から、その紹介をしています。
selfmanagementforkids.hatenablog.com
今日は、
- 遊びの中で学べるようになっている
- 学習を習慣化する工夫がある
- 苦手なところをきちんとフォローしてもらえる
について書きたいと思います。
遊びの中で学べるようになっている
<チャレンジタッチ>の中にはさまざまなゲームが入っています。すべて学びにつながるゲームです。そのうちのひとつが「歴史人物カードゲーム」。「大化の改新に関わった人物」とか「明治維新の人物」など、関係の深い人のカードをそろえて出すカードゲームです。関係が深ければ深いほど得点が高くなり、相手を倒すことができます。
普段からゲームしまくり(我が家はYoutubeもゲームも制限時間は存在しません。やることが終わっていればいくらでも遊んでいいルールです)なのですが、このカードゲームも大好きなようです。
普段はコンピュータ相手にやっているのですが、ある日、「コンピュータ弱いから一緒に対決して欲しい」と呼ばれて、子どもの部屋に行きました。1度目は要領がよく分からずにボロ負け、その後は少しは娘より強い組み合わせが出せて惜しいところまでは行くものの、一度も勝つことなく終わってしまいました。GW中も一度対戦しましたが、カードを選ぶのがすごく早くなっていて「相当遊びこんでいるな・・・」という感じでした・笑
学校ではまだ歴史の勉強は始まっていませんが、「”清少納言、紫式部、平清盛”で【平安の○○(←カードの揃い目につけられた名前ですが忘れました)】だよ」「でもそれよりも【女性の活躍】の方が強いから、清少納言と紫式部は卑弥呼と一緒に出した方がいいよ」などと言っていました。
「紫式部ってどのお札に書いてあるの?コンピューターが出したカードにお札に載っている人として、野口英世とかと一緒に紫式部がいたんだけど」と聞かれたことがあります。紫式部なんてお札に載っていたっけ?と調べたら、二千円札でした。親の無知がバレますね。。
学習を習慣化する工夫がある
続けて勉強するとジュエルをためられて、自分のアバターの着せ替えできるようになっています。
スタディサプリのサプモン(サプモンはスタディサプリの小学生講座にあるサービスです)にちょっと似ていますね。うちの子のサプモンの画面は今はこんな感じです。最近はブラウザではなく携帯アプリで勉強させている(携帯アプリだとサプモンができない)のでコインがものすごくたまってしまっています。勉強をして貯めたコインを使って、アバターを可愛くバージョンアップしたり、サプモンに餌をあげられる仕組みです。
<チャレンジタッチ>ではアバターの着せ替えの他にも、<チャレンジタッチ>の問題を解くと、解いた日には街を作るゲームに参加できるなど、いろいろな形で学習を楽しく続ける仕組みが用意されています。普段からマインクラフトにはまっている娘は、<チャレンジタッチ>の中の街も真剣に作っています。「川はどこに作ったらいいかな」とか、やっている様子をちょっと見せてくれたことがあります。
勉強は遊びじゃないのだから、遊んでいる暇があったら勉強したら、などと少し前なら言ったかもしれませんが、カードゲームも勉強になっているようだし、こういうのを楽しみながら勉強するのも今どきの子っぽくていいかなと今は思っています。
苦手なところをきちんとフォローしてもらえる
これが、私が一番<チャレンジタッチ>をオススメする理由です。
やるべき勉強がすべて解き終わると、「おかわりレッスン」が提示されます。その月の勉強で間違った問題の例題が出されているようです。「とき直しボックス」には、間違えたことがある問題が入るようになっています。間違えた問題から重要な問題が出されて、忘れたころにもう一度解く仕組みだそうです。何度か解くことでしっかりと身につく仕組みが整っていると思います。紙の学習ではなかなかこうはいきません。
実際に<チャレンジタッチ>を始めてみると、なんでこれまで紙で勉強していたんだろう・・・という革命がたくさん詰まっていて目から鱗の数々でした。
通信教育の格付け的に、Z会の方が進研ゼミより上のイメージでした。実際にZ会と進研ゼミを両方受講してみた感想で言うと「Z会はしっかりと勉強できる子」向けの教材だと感じました。これから勉強習慣をつけたい子や、楽しく学びたい子には、進研ゼミがオススメだと思います。
我が家の場合は、普段の放課後の勉強(論理エンジンと問題集見開き)にプラスして<チャレンジタッチ>に取り組んでいて、進研ゼミが「いい息抜きに」なっている感じです。(Z会では息抜きにはならないので、入会してもやらずに積まれて終わっていたと思います)
楽しく勉強しながら息抜きしてくれるなら、こんなにいいことはありません。カードゲームは遊びですが、よく練られた遊びで、遊びの中で自然と学べる仕組みになっています。カードゲームなどで遊ぶだけではもちろんありません。しっかりとした問題にも毎日取り組んでいます。進研ゼミの中だけでも解き直しの仕組みもありますが、昼間の学校の学習の前後で進研ゼミに取り組むことで、自然とスパイラル学習にもなっていると思います。
ただ、正直言って、進研ゼミはゆるいです。でも、学校が長い間休校になり、友達と遊んだり息抜きの時間が各段に減っている中で、楽しく学べる時間が取れるなら、それは子どもにとって必要な時間だと考えています。
気になる方は、1か月から始めてみるといいと思います(我が家もひとまず半年コースで入会しました)。
上の子が初めてみると良かったので、下の子も入会しました。明日は下の子の様子について書きます。
今日も読んでいただきありがとうございます。生活スタイルが似ている方のブログには学びがたくさんあります。