今日は最近読んで心に残ったブログをご紹介したいと思います。
エイメイ学院の川上先生のブログに紹介されていて知ったブログです。
現在は塾に勤務していらっしゃる先生が、中学時代を振り返って書かれています。
「ひきこもりの理解とかかわり方」という講演録を読んだことがある。
その中のこの一節
「中2は人生の厄年です」
この言葉を読んで、ふと自分の中2の過去を思い出した。
どろどろの学校の人間関係、いじめ、それから派生した親子関係の崩れ。
学校の先生はわかってくれない、
同級生からは煙たがられる、学校に行きたくない。
今でも思い出しただけで気分が沈む。
まさに人生最大の《厄年》だったように思う。
その時自分を救ってくれたのは、
どんな時でも明るく授業をしてくれた、当時通っていた塾の先生であり、
その時の自分の唯一といってもいい心の支えだったのが、その塾だった。
そして人生の厄年から4年後、
当時崩れかけた親子関係を支えてくれたのが塾長であったことを知った。
中2の時担当ではなかった自分の母親と何度も面談をし、
自分をどう更生させるか母親を導いていた。
その事細かい母親が記したメモを、
たまたま見てしまったのが高2だった。
そのメモを見て涙が出たことを今でも忘れない。
そしてその時「この塾の先生になりたい」と心の底から思った。
それから2年後、自分は塾講師としての道を歩み始めた。
このブログに登場する母親の気分になって読んでしまいました。
支えてくれたのは塾長さんだったのですね。塾長さん、素晴らしいです。
でも、何度も面談をお願いして足を運んだのはお母さま。毎日一生懸命試行錯誤されたのだろうと想像します。お母さま、素晴らしいです。
そしてなにより、ご本人。お母さまのメモを発見されて、塾の先生になりたいとこころざし、そのためにはと考えて国立大学向けて勉強されたのだと思います。なりたいものが見つかる人はそんなに多くないと思うので、そういうきっかけが人生の中にあってやりたいものが見つかるのってとてもラッキーでとても素晴らしいことだと思います。
子育て(子どもにとっては子育ち?)は、親も子どもも迷いの連続ですよね。
母親だって迷いながらも一生懸命子育てしているということを素直に子どもに伝えることは、もしかしたら子どもにとっていいことなのかなぁと思ったりします。ご紹介したブログの場合は、お母さまが試行錯誤された様子をご自身で伝えたのではなくて、息子さんが不意に知ってしまったようなので、それがかえってよかったのかもしれませんね。
毎日試行錯誤しながら、今日もみんなで頑張っていきましょう。
話が変わりますが、今日(木曜日)は朝8時から会議があります。オンラインではなく参加しなければならないタイプの会議です。普段は9時すぎにしか出社できないのに果たして1時間早く行動できるのか!?
結果は明日のブログに書きます。
私の子育て修行の日々を見守っていただきありがとうございます。