今日は、日々の息子の学習の中での私の大失敗(ノД`)・゜・。について書きたいと思います。
「日々の学習」などと書くとちょっと大げさですが、少し前から、年長の息子は、毎日5〜15分程度の勉強習慣を続けています。夫がまだ単身赴任から帰る前から始めていたのでもう1か月は毎日続いていると思います。
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ひめぐまさん(id:himegumatan)に教えていただいた「お勉強バッグ」に家庭学習用の勉強道具をまとめておく作戦のおかげで、毎日の勉強がスムーズに始められています。ひめぐまさん、いつもありがとうございます。
「お勉強バッグ」には、
- めいろドリル
- ひらがなドリル
- こくごのノート
を入れていて、この中からふたつを選んで毎日取り組んでいます。
そして、先週、こちらの迷路のドリルをすべてやり終えました。
「めいろドリル」なしだと、ひらがな学習オンリーになってしまってなんだか味気ないので、迷路に準ずるドリルを新たに購入しました。本屋さんで吟味して購入したのがこちらです。
「5歳用」です。息子はもう誕生日を迎えたので6歳ですが、そんな小さなことは気にしません。同じシリーズの中身を見て、簡単に解ける問題もありつつ、ちょっと頭をひねって”楽しく”解けるにはと考えて、こちらのドリルを選びました。
中身は迷路のような問題もありますし、少し考えて解くような問題もあります。
このドリルのかなりはじめの方に、こんなページがありました。
普段は、
- 夕食の食器を下げて机を拭く
- 息子が「お勉強バッグ」から勉強道具を取り出して学習している間に、私は食器を片付ける
- 息子に呼ばれたときだけ私はテーブルに行く
のですが、この日はなんとなく私は息子の隣にいました(←まずこれが失敗のはじまりでした(;´Д`))。
このページを解いている時の息子と私の会話です。
息子「(つばめの絵を見て)最初は”とり”だから、”と”だね」
私「・・・」
息子「ここの赤いのと、青いのを線で結べばいいんだよね?」
息子はさっそく"つばめの絵"と"と"を線で結ぼうとします。
私「ちょっとまって、あのさ、この"鳥の絵の問題"は飛ばして、次の絵を見てみて」
息子「?」
私「(とんぼを指さして)これってなんだろ?」
息子「とんぼ」
私「そう」
息子「じゃ、こっちも”と”だね。"と"に、”とり”も”とんぼ”も来ちゃったねー。"と"が大人気だねー」
などといいながら、息子は"つばめの絵"も"とんぼの絵"も、"と"と結ぼうとします。日頃からものすごくよく笑う子なのですが、「と」にふたつの絵が結ばれることがとても愉快という感じでひとりで大ウケしつつ線を引こうとしていました。
私「ちょっとまって。(つばめを指差して)この黒い鳥って、なんの鳥かわかる?」
息子「わからない」
私「”つばめ”なんだよね、実は。」
息子「?」
私「だからさ、(つばめの絵を指さして)この絵は、どのひらがなと結ぶといい?」
息子「(かなり納得いかない感じで)つばめなら、"つ"」
息子はリビングのテーブルに伏せてうなだれました。「ひとりで解きたかった、母さん、僕の勉強なんだから口出ししないでよ」などと文句を言います。少し会話をした後に、息子はかなり納得いかない感じのまま、
- つばめ→つ
- とんぼ→と
- てんとうむし→て
- ちょうちょう→ち
- たぬき→た
と繋いで学習を終え、リビングにゴロゴロしに行きました。
ドリルを片付けながら私はしまったと思いました。
最初の絵はべつに「とり」だって間違いではないのですから、「と」とつないでいてもよかったのです。問題文にも「ひとつずつつなぎなさい」とも書いていないし、「つばめ」でも「とり」でもよかったのです。
翌朝にかけて、何度かこの問題について考えましたが、やっぱりどうかんがえても
- つばめの絵(とり)→と
- とんぼの絵→と
で、ふたつの絵を「と」とつないでもよかったのです。
なんであんな注意しちゃったんだろうと猛省しました。
そして、翌日、息子に謝ることにしました。
私「母さん、(息子の名前)にちょっと謝らないといけないことがあるんだけどさ」
息子「なに?」
私「昨日の"つばめ"の問題だけどさ、"とり"でも良かったんだって」
息子「(明るい笑顔で)やっぱり!?」
私「うん、ごめん」
息子「"鳥でもいいです"って書いてあった?」
私「うん、書いてあった」
息子「おかしいと思った!」
私「ごめん。」
息子「どんまい、どんまい。母さんはさぁ、なんでも難しく考えすぎちゃうんだよ。だから仕方ないって」
私「ごめんね」
息子「いいよ。どんまい!」
最後は私が息子になぐさめられた感じでした。
この手のドリルは取り組み方を間違えると、息子の良さを潰してしまうと、強く思いました。 世の中、答えはひとつではないことなんかたくさんあるのです。よくよく気をつけなければなりません。
今日も読んでいただきありがとうございます。明日は、この話と同じ経験を、私が子どもの頃にした話を書きたいと思います。