今日は、昨日のブログを読んで思い出したことについて書く予定だったのですが、昨日、TwitterのTimeLineにご紹介したい情報が流れてきたので、そちらをご紹介したいと思います。
Googleの女学生向けのプログラムのご紹介です。
Googleでは、「Mind the Gap」という女子中高生向けのプログラムを実施しているそうで、その詳細について上記のサイトに掲載されています。一部を抜粋してご紹介します。
Mind the Gap プログラムは、女子中高生のみなさんを主な対象に、 コンピュータサイエンスを学ぶことで将来どのような可能性が生まれるのか、コンピュータサイエンスとはどのようなものなのかを楽しく知る機会を提供する取り組みです。Google の製品開発を手がける女性エンジニアによる講演や質問コーナーで、技術分野の仕事の魅力をお伝えするオンラインプログラムです。
これまでは Google の東京オフィスで開催していましたが、2020 年より全国の学校の皆様にオンラインで行っています。2021 年度のプログラムの申し込みの受け付けを開始しました。公式サイトよりプログラム概要をご確認の上、学校単位でお申し込みください。
参加資格を持つのは中学2年生から高校2年生の女子だそうです。オンラインだと地方の学生でも参加しやすくていいですね。詳細は、上記のサイトをご覧ください。
Googleだけでなく、理系女子向けのプログラムはたくさんあります。
なぜ女子だけが優遇されるのか不思議に思う方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、これらは「アファーマティブアクション」によるものです。
アファーマティブ・アクション(アメリカ英語: affirmative action [əˈfɝmətɪv ˈæk.ʃən]、イギリス英語: positive discrimination [ˈpɒzɪ̈tɪv dɪskɹɪmɪˈneɪʃən]、肯定的措置、積極的是正措置)とは、弱者集団の不利な現状を、歴史的経緯や社会環境に鑑みた上で是正するための改善措置のこと。この場合の是正措置とは、民族や人種や出自による差別と貧困に悩む被差別集団の、進学や就職や職場における昇進において、特別な採用枠の設置や、試験点数の割り増しなどの優遇措置を指す。
世界的にもジェンダーの問題はありますが、日本のジェンダー問題は、残念ながら本当に根深いと思います。なかなかまわりにモデルケースがいないので一歩を踏み出せない女子学生の皆さんもいらっしゃるかもしれません。
でも、理系はいいですよ。
文系にも「手に職」の分野も多いですが、理系は多くの職が「手に職」となります。妊娠や出産をするとどうしてもブランクが出来てしまう場合がありますが、「手に職」があることで仕事に戻りやすいと思います。
また、私の場合は、その場にいなくても、頭を使う仕事も多いので、子育てしながらだったり家事をしながら「考えて」いれば仕事が進む類いの仕事もあります。「考えることは場所を選ばない」と気づいた後の仕事の仕方の変化についてはこちらに書いています。
selfmanagementforkids.hatenablog.com
そして、研究職でラッキーだったな
と思うようになりました。
だって、考えることは場所を選ばないのです。
子どもとお風呂に入りながら
子どもの着替えをさせながら
そういう時に、ふと新しいアイデアがふってきます。
特に、私にとってはお風呂の時間がアイデアがふってきやすい時間です。
すぐに忘れてしまうので、ノートにメモします。
そして、次の日は、そのアイデアをさっそく試してみます。
実験する前にはよくよく考えます。無駄な実験をする時間は私にはありません。
「条件があまくて全部やりなおし」なんてことは、昔はざらにある話だったのですが、そんなことがないように、よくよく考えてから実験をするように、やり方を変えました。
働き方に関しては、私自身も悩みながらの日々です。家族の協力があって初めて働ける面もあるので、「旦那さん大変だね」とか「子どもにやらせすぎでは」と批判を受けてしまうこともあります。でも、私自身は、「家族の協力を得て働くこと」自体も含めて、その姿を子どもたちに見せていくことはとても意味があることだと思っています。
ひとりひとりが一歩踏み出すことで少しずつ世の中は変わっていくと思います。まずは一歩踏み出してみましょう。
今日も読んでいただきありがとうございます。良い週末をお過ごしください。