ここ数日は、息子の初めての約束のことを記録しています。昼休みに毎日ひとつずつブログを書いているので、途中で話が途切れてしまってすみません。
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2時間近く公園で過ごした後の体操教室。私自身は体操教室で運動したわけではありませんが、体操教室が終わる頃には私までなんだかぐったりと疲れていました。
体操教室の体操着のまま、ひとまず自宅に向かいます。
自宅のそばは上り坂なので、自転車を押して歩く必要があります。
ふたりで自転車を押しながら、こんな話をしました。
私「待ち合わせ、どうする?」
息子「なに?」
私「▲▲公園、また行く?」
息子「そりゃ行くでしょ」
私「え!?行くの?」
息子「なんで行かないの?」
私「だって疲れてるでしょ」
息子「でも、〇くん待ってるかもしれないもん。今から行こうよ」
私「体操服で!?」
息子「うん。おかしい?」
私「おかしいよ。せめて着替えてから行こう。お茶も空っぽだし。」
自宅で着替えて、トイレも済ませます。手早く水筒のお茶も補給しました。
体操教室の前に公園で過ごした2時間で、たとえ公園にいたとしても出会うのは難しいことは身にしみていました。でも、息子が行くと言うからには付き合おうという気持ちでした。
リュックにドッチボールと水筒を入れて、公園に向かいます。
▲▲公園の入口(私たちが利用している入口)には大きな時計があります。
時間は16時25分でした。
体操教室から自宅に寄ったわりには早く着いたな、と思いました。
そこからは、息子も慣れたものでした。
探すべきポイントはさっきの2時間でだいたいわかっています。先程と同じように自転車道を回ったり、グラウンドをのぞきにいったり、ベンチで待ったりするのでしょう。
息子「まずは自転車道を、一周する?」
私「そうね」
息子が自転車道を走り出します。
私は息子に着いていきます。
自転車で並走もできますが、息子が少し先を走って、私は息子に着いていきます。息子がグラウンドなどに寄りたくなった時にすぐに停まれるようにするためです。体操教室に行く前にも公園の中を何度も走り回り、その時も、同じように息子が私の前を走っていました。
さっきと同じように、ぐるぐる公園を回りながらあちこち探して回ろうと思った、その矢先のことです。
自転車道を走り出してから、まだ1分も経っていなかったと思います。
目の前から、
「〇〇〇〇〇〇〇くーーーーん!」
と息子のフルネームを呼びながら、両手を振って走ってくる男の子がいるではありませんか。
息子も
「〇くん!!!!!」
と大きな声で叫びます。
〇くんです。
双子ちゃんのひとりで、息子が直接約束をした〇くんです。
息子の自転車が加速しました。
私もあとを追いかけます。
〇くんもかけてきます。
私たちはあっという間に〇くんのところに着きました。
息子「〇くん!よかった!!」
私「良かったーーー!会えたね!!」
〇くん「うん!!」
私「ごめんね、いつから待ってた?」
〇くん「四時から」
私「そっか。結構待ってたね。ごめんね」
息子「ごめんね、体操教室行ってたから」
〇くん「大丈夫!」
私「ひとり?」
〇くん「ううん、あっちに〇〇もいる。探してるから。教えてあげなきゃ。(息子の名前)くん、ぼくに着いてきて!」
そう言うと、〇くんはUターンして、〇くんが走ってきた方向に走り出しました。
「公園の奥」の方向です。
私たちは自転車で後を追いかけます。
どうやらふたりで手分けして、息子や他のお友達を探してくれていたようでした。
〇くん「(双子の兄弟の呼び名)ちゃーん、(息子の名前)くん、いたよ!」
〇〇くん「おー!!!」
息子「お待たせ!」
〇〇くん「いたか!!」
まさか出会えるだなんて。
私の方が興奮していました。
息子は自転車にまたがったまま双子ちゃんとタッチで喜び合っています。
会えてよかった、心からそう思いました。
今日も読んでいただきありがとうございます。明日もこの話を続けます。