今日も旅は学びの宝庫シリーズです。
山口県の宿泊先のホテルの
お風呂に行く途中に、
壁一面にとっても大きな
お歯黒の女性のお面がありました。
子「なんで昔の人はお歯黒だったの?」
この子どもの疑問に答えたことで、
私の知識はアップデートされることになります・・・
子「なんで昔の人はお歯黒だったの?」
私「あんまり歯磨きしなかったから歯が汚いのを隠すためだよ」
大人全員「いや、違うでしょ」
私「え??違うの???」
私が子どもの頃にどこかで仕入れた知識によると、
お歯黒は歯が汚いのを隠すためで、
私はそうずっと信じてきた
のですが・・・。
考えてもわからないのでさっそくネット検索・・・
いくつかのサイトを調べましたが、おはぐろの主な目的は
- 既婚か未婚かを見分けるため
- 歯を目立たなくし、顔つきを柔和に見せるお化粧
でした・・・。
(江戸時代以前は未婚でもお歯黒にした場合もあるようですが、江戸時代以降は特に、既婚の人がお歯黒にしたそうです)
ただ、wikipediaにも
歯科衛生が十分に進歩していなかった時代には、歯並びや変色を隠すだけでなく、口腔内の悪臭・虫歯・歯周病に予防効果があった。
とあり、私が信じていた
お歯黒は歯が汚いのを隠すため
も完全に間違いではないように思いますが、
知識ってアップデートしないとダメだね
と思い知らされたのでした。
もっとちゃんと世の中のことを学ぼう
そう自分自身も思った夜でした。