昨日、子どもは「今日が学年最終日。来週からは休校です」という案内を持って帰ってきました。自治体によって対応は少しずつ違うようですが、我が家は来週から長い春休みに入ります。
学校からの持って帰ってきたプリントにはこんな内容がありました。
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休校中の課題
※授業でまだ行っていないところを中心に取り組みましょう。
国語:
教科書〇ページ~〇ページを読む
漢字ドリル〇ページ~〇ページ
算数:
教科書〇ページ~〇ページを読む
社会:
教科書〇ページ~〇ページを読む
理科:
教科書〇ページ~〇ページを読む
ワーク〇ページ~〇ページ
音楽:
教科書〇ページ~〇ページを読む
ワーク〇ページ~〇ページ
図画工作:
〇〇を完成させる
家庭:
〇〇を完成させる
道徳:
教科書〇ページ~〇ページを読む
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体育以外の全教科で終わっていない内容があります。
初めて習う内容ですから、教科書を自分で読むだけではなかなか分からない部分もあると思います。木曜日の18時すぎの突然の発表を受けて金曜日に子どもたちを迎えるまでに、休校中のさまざまな対応についてのプリントを作ってくださった先生たちには頭が下がります。
我が家では、未学習のこれらの勉強は、土日に私たちが仕事が休みの時に、子どもと一緒に取り組むことにしたいと思っています。自分ひとりで学習して分かったつもりになることはできますが、どうしても「分かったつもりでも実はわかっていないこと」も残るでしょうから、やはりきちんと「教える」プロセスが必要だろうと考えるからです。
新しい内容は土日に一緒に学ぶとして、平日の学校がなくなった時間は、自分ひとりで進められる学習の時間として使うつもりです。
具体的な内容は、今日、子どもが起きてきてから計画予定で、まだ決まっていません。
我が家では、普段から自分で計画を立てて学習をすすめています。
そのきっかけになったのは、去年の春休みに親子で聞きに行った佐々木かをりさんの「小学生親子のための時間管理術」でした。
私自身は数年前からアクションプランナーを使っていて、私も大人を対象としたアクションプランナーの実践講座を聞きに行った事があるのですが、小学生のための講座があるということを知り、親子で参加しました。
こちらの中高生向けの実践を紹介したページの方が、講座の様子がよく分かると思います。
佐々木さんの話の中で、
- 自分を自分の思い通りに動かしてハッピーに暮らせるといいよね(人に立てられた計画をこなすのではハッピーには暮らせない。自分でたてた計画が達成できるからこそ、ハッピーが生まれる)
- どの勉強にどのぐらい時間がかかるのかはよく知っておかなければならない。そうしないと、無理な計画を立ててしまってアンハッピーな負のスパイラルになる
ということは、うちの子もよく分かったようでした。
話を聞いて自宅に戻ってから、子どもと一緒にアクションプランナーを使いながらしばらく実践していましたが、結論から言うと、残念ながらアクションプランナーを使っての計画は我が子には向きませんでした。なにせ、大人と違って、曜日ごとにスケジュールが同じなのです。大人であれば同じ仕事であってもその内容は日々変わるし、「この会議でこの人にこの話しなきゃ」とかを少しメモしておくと、とても仕事がはかどります。でも、子どもの場合は、曜日によって学校から帰ってくる時間は違うものの、毎日何かしら宿題が出ることも同じ。家庭学習も同じ。寝る時間も同じ。スケジュール帳で空き時間を見える化するまでもありません。
そこで、我が家なりにアレンジして、
- まずは勉強の全体量を把握して、毎日の分量に分割(これは佐々木さんの講座と同じ)
- どの日に問題集のどのページをやるかを表に埋めるだけにして、どの時間にやるかは決めない(こちらが変更点)
という形に変えました。
詳細はこちらにあります
selfmanagementforkids.hatenablog.com
形を変えつつも、佐々木さんに教えていただいた「一番大切なことは自分をハッピーにすること」という基本は変えていません。自分をハッピーな状態に持っていくだけで、やれることがどんどん増えるのです。それは私自身が仕事の中で日々実感しています。
さて。
学校から帰ってきてからの勉強量は毎日同じです。その勉強をどの時間にやるかは基本的には自由(※でも実は完全に自由というわけではありません。詳細は明日書きます)。そして、自分の決めた勉強がすべて終われば、寝る時間まではいくらでも遊んでもOK。なんてハッピー♪
その毎日の繰り返しです。
我が家は平日でもだいたい2時間半ぐらいは自由時間があります。実にダラダラしています。まだ小学生ですからね。ダラダラは必要な時間ですし、やること終わっているのだから、心ゆくまでダラダラしていいと伝えています。
昨日の夜、ベッドに入って、こんな会話をしました。
私「明日は休み中の計画立てようね」
子「うちの方式だと、5時間授業分で計画しても、うまく行けば3時間分ぐらいで終わるかも」
私「そうね」
子「でもうまくいかないともっとかかるかなー」
私「だね」
集中して効率よく勉強すれば自由時間が増える!
仕事でもそうです。
子どもの勉強に置き換えても当然のことです。
私自身、時間ではなく裁量労働で働いているので、早く終わればさっさと帰れます。
(逆に終わらなければ土日返上で働いています)
休みの間のハッピーな計画♪が立てられるように、まずは全体量なにやる?と相談することから今日は始めます(子どもとの相談結果によっては土日に新しいところを進めるというのも変わるかもしれません)。
みなさんのご家庭の長いお休みもハッピーになりますように。
まずは素敵な土日をお過ごしください。