我が家の休校対策①:基本的な方針

今日から数日は、我が家の休校対策について書いていきたいと思います。今日は、我が家の基本方針について書きます。

 

まずは、我が家の置かれた状況について説明します。

 

文部科学省からの発表

休業期間中の学習がどのような形で保証されるのかがあちこちで話題になっていますが、元になっている文部科学省の発表(4月10日)には下記のようにあります。

https://www.mext.go.jp/content/20200410-mxt_kouhou01-000004520_1.pdf

なお、児童生徒が学校に登校することができるようになった時点で、可能な限り、令和2年度の教育課程内での補充のための授業や教育課程に位置付けない補習を実施すること、家庭学習を適切に課すこと等の必要な措置を講じること。その際、例えば、時間割編成の工夫、学校行事の精選、長期休業期間の短縮、土曜日に授業を行うこと等が考えられる 

 

4月中の勉強内容が学校でまったく実施されないのではといった記述をあちこちで見かけますし、私も昨日そのようなことを記事の最後に書いてしまいましたが、上記の資料を見る限り「休校中の授業は行わなくていい」とは文科省は書いておらず、ミスリーディングのようです。ただ、実際には時間はないのは確かです。教育委員会から配布されたプリントを見て、休業期間をあけたときの授業の様子が想像できたので、下の※に書きます。

 

上記の文科省の資料にはこのようにもあります。

(1)家庭学習について
臨時休業期間中に児童生徒が授業を十分に受けることができないことによって,学習に著しい遅れが生じることのないよう,学校や児童生徒の実態等に応じ,可能な限り,紙の教材やテレビ放送等を活用した学習,オンライン教材等を活用した学習,同時双方向型のオンライン指導を通じた学習などの適切な家庭学習を課す等,必要な措置を講じること。特に,臨時休業が長期にわたり,令和2年度の教育課程の実施に支障が生じる場合には,主たる教材である教科書に基づく家庭学習を臨時休業期間中に課すよう,工夫が求められること。 

 

文科省がこのように言っている以上、紙の教材、オンライン授業など、各自治体で対策を考えるのだと思います。私たちの自治体はこの文科省の発表よりも前に補習用プリントが配布されたので、対応が早かったのだと思います。

 

 

学校から配布されたプリント

突然の休校が決定した始業式に、子どもは各教科6枚ずつプリントを持って帰ってきました。3月までの学年の1年間の復習のプリントで、非常によくできたものでした。

 

その2日後、市教育委員会からダウンロードする形で学習プリントが配布されました(印刷の環境がなければ学校に取りにきてもいいという配慮もありました)。内容を見て驚きました。4月に行うはずの授業の内容だったのです。同時にメールできた学校からの連絡にはこのようにありました。

 

分からない部分については、空欄でも結構です。その際は、休業明けに担任まで質問をしに来るよう、お子さんにお声がけください。

 

【国語】プリント番号2、3、5、6、については休業明けに解説をします

【算数】・・・・

 

学校から配られたプリントを見て立てた基本方針

 

小学生の場合、自分で考えたり、みんなで話し合ったりしながら学習が進みます。配られたプリントを見て、このプリントを事前に自宅で取り組ませることで「自分で考えたり、みんなで話し合ったり」という時間は大幅に削りながら勉強が進む予定なのだろうと想像がつきました(※)。

 

ただ、どの程度時間が取れるのかは、休業期間がいつまでのびるのかに大きく依存します。5月以降も休校期間が延長される可能性も十分あると考えます。

 

そこで、我が家の基本方針。

 

我が家では、今後、文科省がどのように態度を変えても、休業期間がどれだけ伸びても、対応できるように4月分は我が家でしっかりと100%自宅で勉強する。普段は「予習しない方針」で過ごしていますが、休業となると話が違います。

 

そのためにやったことは次の3つです。

  • スタディサプリと学校のプリントを見比べながらの時間割作成
  • スタディサプリで対応する授業がない部分(主に国語)の授業の映像授業を自作
  • 分からなかったところを補足する授業の映像授業を自作

 

明日は、この3つについて紹介したいと思います。