全国で緊急事態宣言が解除されましたね。私の住む地域は一番はじめに緊急事態宣言が解除されたのですが、いまだに学校は始まりません。。。
これから第二波、第三波で再び宣言を出すこともあり得るとのことでしたが、もう二度と休校にする(+リモート授業も実施しない)のは勘弁してほしいです。。学校を休校にすることが、感染拡大防止に有効とは言えないということは、いろいろなところで専門家が指摘しています。経済的にもっとも影響がないということで、休校が一番に選択されたようですが、大切な子どもたちの学びの時間を軽視してほしくないし、教育を受ける権利を簡単に奪うのはやめていただきたいと思います。仮に休校にするならリモート授業を実施することを、強く希望します。
さて。
昨日まで、子連れでリモート理事会に参加した話を書きました。たくさんのコメントをありがとうございました。比較的重たい話をやさしく聞いてくださって、はてなのみなさまは優しいなぁとあらためて思います。
selfmanagementforkids.hatenablog.com
理事会後の懇親会で、大学のリモート授業のことを聞きました。とても興味深かったので、今日はその話を書きたいと思います。
まず興味深かったのは、
- ずっとリモートがいいと言っている学生が多い
ということ。
理由はいろいろあると思います。ひとつは授業の聞きやすさでしょうか。たしかに、100人以上集まる部屋で聞く講義はスライドが見にくかったりすることがあります。新型コロナウイルスによるリモート授業が始まる前から、スライドの見にくさを軽減するために、事前に講義の資料を各自のPCにダウンロードしてから授業に来てもらうという話を聞いていました。学生さんが各自のPCに資料をダウンロードしておいて、手元のPCで資料を送りながら話を聞いてもらうのだそうです。それをおもうと、自宅で全画面で先生のスライドを送りながら説明してくれるのですから、広い講義室で話を聞くよりも先生の講義はききやすいかもしれません。
満員電車に揺られていた学生さんたちは、移動がなくなったことも大きなメリットですね。郊外にある大学でも講義開始の時間にはバスが混む話はよく聞くので、移動もなく自宅でゆったりと授業がきけるのは最高だと思います。
それから、
- リモート授業になってからとても質問が多い
という話も聞きました。chatでいつでも気軽に話しかけられるので、途中で割り込んで質問してくれる学生さんもそこそこいるとのことでした。「今のちょっとわかりません、○○ってどういうことですか?」ととめてもらえてありがたいと、大学の先生がおっしゃっていました。今どきの学生さんはchatにも慣れているからできることですね。
一方で悪い面として
- ちょっと冗談を言ったりもするけど、全くウケていないのか、ちょっとはクスっと笑ってもらえているのかも分からないのがつらい
とのことでした。その様子を想像して、失礼ですけど微笑んでしまいました。
海外の大学の中にはこれから先もリモート授業で実施していくと発表している大学もあります。日本でも、仮にリモート授業が継続されれば、地方からも中央の大学に進学しやすくなりますね。
アフターコロナ、ぜひこの2カ月で感じた良いところは残して、ニューノーマルを作って行けるといいなぁと思います。
今日も読んでいただきありがとうございます。子どもの年齢や生活スタイルの似ている方のブログはとても参考になります。