親として、今の大学生に用意してあげたいもの

 昨日のブログに、女性として働くことについて書きました。たくさんの共感をいただき、ありがとうございます。ひとつひとつのメッセージをじっくりと読ませていただきました。みなさんそれぞれの立場で頑張っていらして、どんな形でも自分らしくあろうとするみなさんは美しく素晴らしいなぁと感じました。

selfmanagementforkids.hatenablog.com

 

昨日のブログの中に、

仕事をしているからこそ出会える人たちや仕入れられる知識を、生活や自分の子育てにも生かしていけば一石二鳥 

と書きました。

 

「知識」というほどではないですが、仕事の中で「親として参考になるな」と思ったことがあったので、今日はそのことを書きたいと思います。

 

つい先日、私が運営を担当している学会がありました(昨日書いた会議とは別のもので、理事ではなく平委員として運営に参加している学会です)。Zoomでオンラインで開催され、口頭発表はメイン会場で数百名が参加し、ポスターセッションの時間は9パラレル(9個のZoom会場で各発表者が同時進行で発表)で行われました。通常、オフラインのポスターセッションはポスターの前に人が集まって聞きますが、オンラインのポスターセッションでは、インターネット越しに発表を聞きます。普段だと人の頭でポスターがよく見えない場合もありますが、Zoomだと20~30人集まってもポスターがよく見えるので、オンラインポスターセッションは非常に気に入っています。ポスター発表の聴講者は9個の会場を順番に見て回って発表を聞きます。

 

私はひとつのポスター会場の座長(司会進行をする人)でした。発表者の中に数名、ネットワークの環境があまりよくなくて、発表中にZoomが固まってしまったり、落ちてしまう方がいらっしゃいました。大学の授業を聞いている時にインターネット環境が悪くなったりPCが固まったりしても再起動すればそれでOKですが、自分が数十名を前に話している時にトラブルが起きてしまったとなると、きっと焦ってしまっただろうと思います。座長としては、ポスター会場にあらたに入ってきた人(状況が分からない人)に「ただいま、発表者の方が接続しなおしているところなので、他の会場からご覧ください」とアナウンスしたり、slackで指導教官の方に連絡をとって学生さんに様子を聞いてもらったりしていました。どんな場でもハプニングはおこるし、本番まで想定できなかったこともあると思うので、学生さんが責任を感じることはまったくないのですが、学生さんとしては「しまった...。あんなに発表練習したのに...」と思っただろうと思うと切なくなってしまいました。 

 

親として、今の大学生に用意してあげたいものは、間違いなくとても太いインターネット回線ですね。

 

モバイルwifiでももちろんいいですが、速度やエリアなど会社によって結構ちがうので、いいものを選んであげると良いとおもいます。

 

コロナ禍が収まっても国際学会などは当面ハイブリッド開催だろうと想定されています。うちの子も大学生になってどこかで一人暮らしをすることがあったら、部屋はおんぼろでもインターネット環境だけはいいものを整えてあげようと思います。

 

ちなみに我が家は家を建てるときにすべての部屋にネットワークの口を用意しました。我が家にはwifiはもちろん2個飛んでいますが、大事な仕事は必ず有線です。今は息子の部屋の一角が私の仕事スペースになっているので、子ども部屋にも有線の口をつけておいて本当に良かったと思っています。

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写真のコンセントは娘の部屋のものです。今はまだ何も使われていません。娘も中学になったらPCを買ってPCでマイクラをやるんだと楽しみにしています(;^ω^)

(これも陳腐化していくのでそのうちまた工事が必要かもしれませんね)

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今日も読んでいただきありがとうございます。明日もつらつらと思ったことを書きます。

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