「好き」という気持ちを大切に

昨夜の揺れ、皆さんのお住まいの地域は大丈夫でしたか?

かなり揺れた地域の方も多いと思います。どうか大きな被害がありませんように。

 

 

今日は、昨日の夜に見かけた記事のご紹介です。

ledge.ai

 

 

 

 

以前、↓のブログの最後の方で、くずし字の認識について少しだけ触れました。↑は、その方のインタビュー記事です。

selfmanagementforkids.hatenablog.com

 

たしかに、文理融合がどんどん増えています。私自身は情報分野にいますが、他の分野の人もみなさん機械学習したいということで、あらゆる分野の方々とお会いする機会があります。文系だからこれはいらないとか、理系だからこれはしらなくていいとかいうことはないですよね。

 

文理融合と聞いてすぐに思い浮かぶのは、こちらの研究です。

 

くずし字とよばれる古典の字の自動認識の研究です。ご本人には直接お会いしたことはないですが、界隈ではかなり有名な研究です。彼女は文系でドクターまで取った方です。

彼女はよくtwitterで「古典もプログラミングも好きでないと、今の自分はいない」とおっしゃっています。そういう融合分野にこそ、新しい価値が出てくる時代、それぞれの「好き」を大事に大きくなってほしいですね。

 

 

ちょうど私がこのブログを書いたころに、彼女はNII(国立情報学研究所)からGoogleに転職されました。

 

 

なぜくずし字の認識を始めたのか、
そのいきさつや、苦しかった時代のことを、記事の中で語っていらっしゃいます。

ledge.ai

 

 

 

 

彼女のtwitterを見ていると「文系どっぷりだった早稲田大学の大学院生時代に、理系の東大の先生の門をたたいたのが自分の人生の転機だった」という主旨のことを、時々つぶやいていらっしゃいます。

 

Google brainチームに入った直後には「10年間も文系の大学院生をしていた頃の自分に、あなたは将来Googleで働くんだよと言ってもきっと信じないだろうな」みたいなことをつぶやいていらっしゃいました。

 

 

 

 

記事の中には

機械学習をするためには一定の性能を持つGPUを積んだパソコンが必要だとわかった。偶然にも、奨学金の同期で、東京大学で画像処理の研究をしているタイ人の友人がいた。タリンさんは彼女の指導教員に手紙を書いた。

とあります。

 

東大の先生に書いたこの1枚の手紙が、彼女の人生の「転機」だったのだと思います。

 

手紙を書いた時の気持ちをこう書いていらっしゃいます。

「手紙を書いたとき、すごく怖かったです。変な人が来たと思われたり、本当にできるのかと思われたりして、断られたたらどうしようと。だけど、断られても自分はスタート地点に戻るだけで、何も損することはないと思いました」

 

 

後から振り返らなければどこが「人生の転機」なのかはわかりませんし、彼女はまだまだこれから先の人生があると思うのですが、その時その時を一生懸命生きていれば、勇気を出したり努力をしながら目の前の最善を選べるのかなと思います。

 

 

言うのは簡単ですが、やるのは簡単ではないですね。

 

 

 

まず、「好きがある」ということは、それだけですごいことだと思います。他の人はそうでもなさそうなことでもなぜか自分はワクワクする、そういう「好き」に出逢うことことができれば、それはかなりラッキーでしょう。

 

 

「好き」を仕事にするタイプの方や、仕事は仕事として趣味はまた別にもつ方など、いろんなタイプの方がいらっしゃると思います。(ちなみに私は前者で夫は後者です。どちらがいいということもなく、自分がどう生きたいかによるのだと思います。)

でも、どちらにしても人生の中で「好き」があって楽しめることはとても幸せなことだと思います。

 

一発逆転、ひとっ飛び、みたいなのは恐らくないので、一歩一歩大切に生きたいと思います。

 

今日も読んでいただきありがとうございます。今日一日を乗り切れば、明日は週末ですね。

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