家事と育児をシェアするためには男性だけでなく女性の心持ちが大切

昨日と一昨日は、夫の料理について書きました。

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今の夫婦関係ができたのは、まだ結婚前の義母と義妹とのこちら↓の会話がきっかけだったと思っています。今日はこちらのブログに書いたことをあらためて載せていきたいと思います。

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一年前のこちら↑のブログに、当時、ネエサン(id:kyobachan)からこんなコメントをいただきました。

夫婦の家事と育児の分担について① - 研究職ママの子育ち日記~子どもの学び方を考える~

お義母さんと妹さんとのその会話が 無かったらその後(今でも)ずーっと夫婦関係が違っちゃったんじゃ無いかと思う位の重要な会話でしたね!! 配偶者の家族の様子って結婚には物凄く関わりますよね!お嬢に言っとこう

2020/10/17 12:51

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たしかに、この時の会話のおかげで、夫だけでなく私自身の気持ちが切り替わったおかげで、今の生活を築かれたのですよね。

 

 

最近ブログを読み始めてくださった方もいらっしゃるので、あらためて上記のブログをリライトする形で、当時の会話を掲載しておきたいとおもいます。

 

 

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単身赴任で自由気ままに過ごしていた夫には極力期待をしないようにと夫を迎え入れたものの、私の予想に反して夫は育児も家事もこなしてくれています。5年前は夫の方が家事を多く担当していたぐらいなので、あぁそうか我が家は5年前はこんな風だったなと思い出しています。

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この記事に、しだめぐみさん(id:Megumi_Shida)からこんなご質問をいただきました。しだめぐみさんは、ブログで子どもや周りとの付き合い方や考え方を書いてくださっています。いつもとても参考にさせていただいています。しだめぐみさん、いつもありがとうございます。

 

単身赴任が終わってからの我が家の変化⑦-私の生活の変化 - 研究職ママの子育ち日記~子どもの学び方を考える~

研究職ママさんの夫婦生活を拝見すると、協力とはこう言うことなんだと言うのがよく分かりました。夫婦間の役割分担は、最初どのように進めたのか気になりました。

2020/10/15 06:13

b.hatena.ne.jp

 

今日から3日間に分けて、結婚当初になぜ夫が家事をするようになったかや、夫婦の役割分担の決め方、夫に家事をしてもらう上で私が気をつけていることなどを書きたいと思います。

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話は、結婚前にさかのぼります。まだ籍は入れていませんでしたが同居をし始めようかとしていたころに、ふたりで夫の実家を訪ねたときの話です。

 

食卓には、夫のお母さんと、夫の妹、夫と私がいました。

 

母「でも、結婚しても仕事は続けるんでしょ?」

私「はい、そのつもりです」

妹「(私の名前)さん、しっかり働いてるだから、兄ちゃんもちゃんと家事しないといけないよね」

夫「ちゃんと手伝うつもりだよ」

 

夫がそう言った次の瞬間、間髪入れずに母と妹が声を揃えてこう続けました。

 

母&妹「手伝うってなによ!?そんな気持ちじゃダメでしょ!

妹「手伝うじゃないでしょ。あんたまさか”手伝う”つもりなの?やるの当然でしょ?ふたりで働いてるのよ?

母「そうよ、”手伝う”なんておかしいわよ」

妹「(私に向かって)やばいよ、この人”手伝う”つもりだよ。ちゃんと言っとかないと、家事を(私の名前)さんのもんだと思ってるよ」

夫「そんなつもりじゃないって。ちゃんとやるよ」

妹「いや、”手伝う”って自然に出てきたからね。あー、やばいやばい」

夫「・・・・ちゃんとやるよ」

妹「ふたりとも平等なんだからね」

夫「わかってるよ」

母「しっかりしてよ」

夫「わかってるって」

 

お母さんと妹に攻め立てられる夫を、私は苦笑いで眺めていました。

 

私の実家の母は専業主婦です。典型的な亭主関白の家で、父は家事は何もできません。カップラーメンは作れますが、カップラーメン以外の料理を作ることはできません。お米も飯盒を使えば炊けますが、炊飯器の使い方は知らないと思います。カップラーメンも、ポットのお湯が空になっていたらきっと作ることができないと思います。母は毎日部屋に雑巾がけをしているような人でした。休みの日も掃除だけで結構な時間を使っていました。そんな家庭で過ごしたので、母のような完璧に家事をこなせる母親になるのは難しいなぁと思っていました。

 

夫のお母さんは実家の仕事を手伝っていた人でしたが、基本的な稼ぎ頭はお父さんでした。私の実家の父に比べると、お父さんも家事をします(お風呂掃除とかはお父さんがいつもやっているようです)が、それでも基本的には家事はお母さんの担当のようなので、この時のお母さんの反応は結構意外でした。

 

こんな会話が結婚前にあり、私も「そうか、夫が家事をやるのって”手伝ってもらう”んじゃないんだ。家事なんて、お互いにやってあたりまえなんだ」と思うことができました。

 

こうして自然と、先に帰ったほうが夕食を作ったり、手が空いている方が洗濯をしたり、マメな夫が主に掃除を担当したりするようになりました。

 

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私自身も「そうか、夫が家事をやるのは”手伝ってもらうんじゃないんだ”と思ったことで、夫がせっせと食器の片付けをしていてもなんとも思わなくなりました。

 

家事や育児を分担するためには、男性側のマインドももちろん大切ですが、女性側のマインドもとても重要だろうと思います。

 

家事と育児を分担するということは、男性だけでなく、女性の側の心持ちも大切なのです。

 

あとは、夫婦の中でのルールも必要かもしれませんね。我が家の場合は、「曜日ごとの担当制」がうまく機能しています。(仕事で自分の曜日の都合がつかないときは、別の曜日に変更してもらうときもあります)

 

 

 

私は夫がせっせと食器を片付けていても

 

「だって今日は私の担当じゃないからね」

 

と思って気楽に過ごすことができます。

 

 

もちろんご主人に台所に立たれたり、家事や育児をされるとかえって落ち着かないという方もいらっしゃると思うので、ご自身が楽なようにするのがいいと思います。

ただ、少なくともうちの子たちは、男女は平等であることを良く叩き込んで社会に送り出そうと思います。そんな家庭もあるのだなぁと思って頂けたらと思います。

 

今日も読んでいただきありがとうございます。あと1日。頑張って行きましょう。

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