昨日は「働くこと」について、今の自分の素直な気持ちを書きました。たくさんの方に読んでいただいて、コメントやスターもたくさんいただき、恐縮しています。カラースターもとても嬉しかったです。ありがとうございました。
selfmanagementforkids.hatenablog.com
昨日のブログに書いた話は、あくまでも「今の自分の選択について」です。今後、子どもたちや仕事の状況などで選ぶ道はまた変わって行くかもしれません。
ただ、もしも近い将来、私の選択が変わったとしても、それはそれでいいと思っています。悩みながらの選択ですし「その時々で、しっかり考えて自分の歩む道を選んでいく」という自体が大切だと思うからです。
どんな道を選ぶとしても、自分の理想の自分に近づけるようにできる限り前を向いてやっていきたいと思っています。
さて、昨日のブログには、「自分のために仕事を頑張ろうと思えるようになった」と書きました。大学の学生さんたちと胸を張って議論できるような経験を積むために、少しずつしっかり頑張って行きたいと思っています。
今日は、1月16日(日曜日)の息子とのエピソードを記録しておきたいと思います。
去年の11月頃から土日もなく頑張ってきて、土曜日深夜に無事に論文を出し終えた、その翌日の日曜日の話です。
息子とこんな話をしました。
息子「母ちゃん、今日はもうロンブンない?」
私「うん、きのうの夜、出した!」
息子「がんばったね」
私「うん、がんばった!」
息子「ぼくね、前から母ちゃんとやりたいなって思ってたことがあって」
私「なに?」
息子「チョコのお菓子が作りたいんだよ。今日やれる?」
私「やれるけど…。でも、お菓子作りは姉ちゃんの方が得意でしょ」
息子「そりゃそうだけど、いっつも姉ちゃんが作ってくれるから、たまにはぼくも姉ちゃんにお菓子作りたいなって思って。」
私「なにそれ、優しいじゃん」
息子「(嬉しそうに微笑みながら)でね、僕一人じゃちょっと無理だから。それに、父さんと作るとズルだからさ。でも、母ちゃんとやるなら、僕がやるってことと一緒かなと思って」
夫は娘と同じぐらいお菓子作りが得意です。ですから、夫と一緒に作ってしまうと「息子が作ったスイーツ」にはならないと考えたようでした。一方で、私はまったくお菓子作りができません。私に少しサポートしながら作るのであれば、息子が中心になって作ったことになると思ったようです。
私「そういうことなら、まぁいいよ。。母さんできるかなぁ…。なにつくる?」
息子「生チョコはどうかな。”溶かして固めるだけで簡単”って姉ちゃんが前に言ってたから」
生チョコは、娘が時々作ってくれる定番スイーツです。ココアをかけたビターなものも、プレーンのものも、息子も娘もとても好きです。
作る時にはタッパーにたくさん作ってくれるので、私も仕事の合間によくつまんでいます。
私「えー、そうはいっても、あれは結構難しいんじゃないの?」
息子「姉ちゃんが作るところ見てたこともあるから大丈夫だと思う。母ちゃんはちょっとだけ手伝ってくれたらいいから」
私「そうなの?じゃ、お昼ご飯食べたら一緒に作ろうか。お昼の材料買いに行くときに、一緒に板チョコ買ってくるよ」
こうして出来上がったのがこちらです。
はじめは生チョコをつくるつもりだったのですが、家にあるバナナも乗せることになって、こんな形になりました。
(お姉ちゃんと一緒のみたいなのは難しいからもっと簡単なの作ろう、という話になったのもあります)
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とても簡単だったので、レシピを載せておきますね。
材料(カップ3つ分):
- 板チョコ1枚
- 牛乳大さじ1
- バナナ 1/2本
作り方:
- ボウルをふたつ用意して、大きい方にポットのお湯を注ぎます(ここだけ私がやりました)。
- 小さい方のボウルには板チョコをパキパキ割って入れます(調べたレシピには、チョコを細かく刻むと書いてありましたが、娘はいつも適当に割っているだけだと息子が教えてくれました)
- チョコをかき混ぜているとそのうち溶けてきます
- 大さじ1の牛乳をレンジで10秒あたためてチョコに入れます
- 全体が混ざったら、カップに入れて、上から輪切りしたバナナを載せる
- 冷蔵庫で冷やせばできあがり
(一番はじめにチョコをどのぐらいの大きさに割るかは、1枚目の写真を拡大していただければわかると思います。板チョコの割り目でパキパキ息子が割りました。)
カップ3個分のチョコバナナができたところで、こんな話をしました
息子「4人家族なのに3つしかできなかったね」
私「まぁ、分け合って食べればいいんじゃない?」
息子「まだ板チョコあるからもう一度作ろうよ」
私「・・・うん、いいよ。じゃ、もう一回、最初からね。」
ボウルにお湯を入れるところだけは私がやりましたが、あとは息子が作りました。
作る間、「姉ちゃんと父さん喜んでくれるかなぁ」とずっと言っていました。
冷蔵庫で冷やしている間は何度ものぞきながら、夫や娘に「夕食が終わったら今日はデザートがあるよ!」と宣伝していました。
そして、夕食後に家族で食べました。
娘にも夫にも
「美味しい!」
「えー、これ生クリームはいってないの?すごい上手にできてるね」
「バナナ入れて正解だね」
などなど、たくさん感想もらいながら食べてもらえました。
息子は大満足の様子でした。
―――
こんな風に子どもたちと過ごす時間は本当にプライスレスだなぁとしみじみ思います。
仕事を通じて自分を高めることもやっていきたい。
でも、もちろん家族との時間も大切です。
欲張りなのだと思います。
小さい頃、母によく「何でも精一杯やりなさい」と言われていました。
勉強(仕事)だけできればいいなんてことは絶対にありません。
生活だって精一杯。
なかなか完璧にはいきませんが、家族と一緒に過ごせる時間は精一杯ちゃんと楽しんでやっていきたいと思っています。
普段は仕事でできないことも多いけれど、たまにの「精一杯」の時間を親子で楽しんでいくのが、我が家のスタイルなのだと思います。
ご家庭にあったスタイルがそれぞれあると思うので、いい形でやっていけるといいですよね。
今日も読んでいただきありがとうございます。悩みながらの子育てを読んでいただいたりコメントいただけることが力になっています。いつも本当にありがとうございます。