我が家の小学校生活-①子どもが自分で迷わずできる環境づくりを

少し前に小学校の入学準備について書きました。

selfmanagementforkids.hatenablog.com

 

 

このころは春はまだ先だと思っていましたが、いよいよ小学校の入学時期が近づいてきましたね。

 

今日から数日は、これから小学生や中学生になる方のために、我が家のルーティーンを書きたいと思います。今日から数日は小学校編、それが終わったら中学校編、その後は保育園編を書きたいと思います。まだどの記事も書いていないので、どのぐらいのシリーズになるか分かりませんが、ぼちぼち書いて行きたいです。

 

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本題に入る前に、あらためて我が家の家族構成をご紹介します。

 

現在は、夫と娘(中学1年生)と息子(小学1年生)と私の4人暮らしです。

私も夫もフルタイムで働いています。

娘が小学1年生から6年生の秋までは夫は単身赴任で、新幹線移動しなければならない場所に住んでいました。お互いの実家も遠方です。そこで、私はいわゆる「ワンオペ」で娘の小学校生活のほとんどを乗り切りました。

 

今思うと、本当によくやっていたと思います。

 

当時は今のように在宅勤務はできず、毎日会社に行っていて、通勤時間(往復で1時間40分ほど)もかかっていたし、どうやってこなしていたのか、今では考えられないぐらいです。

 

 

ただひとつ言えることは、

「私が他の家事(他の子どものことや、家のこと)をやっている間に、子どもがひとりで迷わずに取り組める環境づくりに努めてきた」

ということです。

 

 

夫が単身赴任を終えた今でも、我が家は曜日単位での担当制なので、片方が担当の日は基本的にもう一方は仕事中です(例えば私の担当の日は夫が家に帰ってくるのは23時を過ぎます)。ですから、この「大人ひとりでも回る仕組み」が今でも生きています。

 

あれもこれもできるのは「子どもがひとりでやってくれる部分が多いから」だと思います。

そのための仕組みづくりや下準備には大人が関わっています。

 

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今日はまず「現在の一日の流れ(平日のルーティーン)」について書きながら、仕組みづくりについて書いていきたいと思います。

 

↓の一日の流れの中で、ピンクで書いている部分が息子がひとりで取り組むことです。

 

息子は朝は

  • 7時起床(私が起こすこともありますが、息子が6時45分ぐらいに自分で起きてくる日が多くなってきました)
  • みんなで一緒に朝ごはんを食べる
  • 息子が自分で着替えを出して着替える。その間に私は息子と娘の水筒の準備。
  • 息子は7時40分に自宅を出ます

 

夜は

  • 18時ごろに学童お迎え
  • 18時15分ごろに帰宅
  • (宿題は学童で終えているので答えがあっているかだけを確認します。答えが間違っていたら、私がご飯の準備をしている間にやり直しをしてもらいます。やり直しがなければ自宅学習をします。タイマーをつかえば集中してやってくれるので、30分もあれば、漢字や計算やパズルなどが一通り終わります。)
  • 18時40分頃に娘と息子と私で晩御飯を食べ始める
  • 19時すぎに娘を塾に送る(夏の間は自分で自転車で行っていましたが、最近は暗いので私が車で送っています)
  • 19時15分ごろに塾送りが終わる(※)ので、息子は一人でお風呂に入る
  • (息子がお風呂に入っている間に、私はまずは学童のノートをチェックして返事をかきます。それから布団乾燥機をセットして、夕食の食器を食洗器に入れます)
  • 19時30分すぎには息子がお風呂から上がってくるので、次の日の学校の準備(基本的には準備は息子が自分でやるので私は夕食の片付けをしていることが多いです)。息子の準備が終われば、一応、私がランドセルをのぞいて忘れ物がないかをチェックします(よく見落として「わすれもの」と赤字で書かれていますけど…)。夏頃から連絡帳は廃止になり、学校支給のタブレットに次の日の予定が送られてくるようになりました。息子はタブレットの「よてい」を見ながら、次の日の準備をします。)
  • 20時ごろに就寝。最近、寝かせつけは本を読むよりも、布団にふたりで横になってその日にあったことなど雑談をすることが多くなりました。少し話していると息子から「眠くなってきたから寝る」と申告があり、その後すぐに寝息が聞こえます。遅くても20時20分には寝ていきます
  • (そこから私はブログを書いたり、仕事をしたり。22時に娘を塾に迎えに行きます。)

 

※娘は小学1年生ぐらいのころは平気でひとりでお留守番できていたのですが、息子は極度の心配性で、ひとりで家にいることができません。(例えば娘の塾の送りなどはすぐに帰ってくるから大丈夫と伝えても、もしも事故になったらどうするのとか、それで母さんが死んだらその後に僕はどうしたらいいのとか心配して、ひとりで家にいられません)ですから、どこに行くにも息子には大人が誰かそばにいなければなりません。家でひとりで過ごせたらもう少しいろんなことが楽なのですけどね。

 

 

話がそれてしまいました。戻しますね。

子どもが自分でできることを自分でやってくれると、その間の時間は家事や兄弟の時間に使うことができます。毎日のことですので、ひとりで取り組むことを迷わずにスムーズにやれる環境づくりはとても大切です。

 

例えば、朝の着替えについては、棚の使い方を工夫して、息子が迷わず着替えられるようにしています。息子の着替えの仕分けは、2年前からやっていることなので、今では息子は迷うことはありません。

selfmanagementforkids.hatenablog.com

 

リビングに引き出しがあって、

  • 棚の一番下の段にスボンと靴下。奥にズボン、手前に靴下が入れてあります。
  • 下から二段目にティシャツやトレーナー

を入れているので、引き出しから自分で洋服を出してきて着替えます。

 

(写真左が一番下の段でズボンと靴下、写真右が下から二段目でティシャツとトレーナーです)


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また、次の日の学校の準備もひとりでスムーズにできる工夫もしています。

 

 

といっても、

「置き場所をきちんと決める」

ぐらいですけどね。

 

 

息子の教科書やランドセルはこんな感じの三段ボックスに入っています。

  • 一番上はマスクや手袋など
  • 二段目は学校の教科書と給食袋などの小物
  • 三段目はランドセル(今は学年末で持ち帰ったため鍵盤ハーモニカも入っています)

を入れています。

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一般的なカラーボックスの奥行は30センチ~35センチ程度のようですが、我が家の棚はオーダーメイドで奥行き45センチあります。そのおかげで、ランドセルや鍵盤ハーモニカがこんな向き↓ですっぽり収まります。(我が家の場合は、壁と壁のくぼみにぴったり収まるサイズにしたかったのでオーダーしたという事情もあります。このくぼみ、和室の片隅にあります。このくぼみが何なのかは、このブログの最後に書きます)

 

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一般的なカラーボックスはこちら:

 

我が家のカラーボックスはオーダーメイドです。中板の高さは自由に変えられるようにできています。

 

 

この業者だったかどうかは忘れましたが、こんな感じのオーダーメイドのできる業者に、木の素材や幅を指定して、棚を作っていただきました。オーダーメイドだと2〜3万円ぐらいはするので、通常のカラーボックスに比べると高額かもしれません。ただ、我が家ではすでに7年使用していて、この先、子どもたちが小学校を終えた後でも利用する予定なので、良い買い物だったと思っています。

 

娘の頃は道徳など特別な教科をのぞいてほとんどすべて教科書を自宅に持ち帰っていましたが、今は、多くが「置き勉」が推奨されていて、国語と算数ぐらいしか自宅に持ち帰りません。もともと小学1年生の勉強道具は少ないのもあって、棚はがらがらです。

 

三段ボックスの各段に何が入っているかの詳細は、あすのブログに書きますね。

 

ランドセルラックについては、ちょうどベリーさんがエッセオンラインに「すぐに買わなくてもいいもの」として書いていらっしゃいました。

www.berry-no-kurashi.com

 

 

我が家も「ランドセル用の収納」というよりは、子どもたちが成長すれば別の使い方ができるようにと考えて、シンプルな三段ボックスを選びました。娘が小学校に入学するまではデッドゾーンだったところが、棚を置いたことで生きるスペースとなったわけです。

 

三段ボックスを置いているすぐ隣の壁には時間割を貼っています。タブレットに次の日の予定が送られてきますが「じかんわりどおり(時間割通り)」と書いてある日も多いので、その場合は、息子はこの壁の時間割に従って準備をします。(時間割は入学式の時に配られました)

毎日必要なものとして、「きゅうしょくぶくろ、したじき、ふでばこ」があります。今はもう慣れっこですが、4月の時点では息子はまだよくわかっていなかったので、時間割表に私が手書きしました。

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小学校から入学した4月、最初の1~2週間はずっと隣についていて準備をサポートしていましたが、その後は、この時間割をみながら自分で準備できるようになりました。

 

 

「何がどこに入っているかが分かること」「大人の手助けなしに取れる位置に置いてあること」が大切だと思います。

 

はじめは大人も子どもも右も左も分からなくて戸惑うと思います。私もそうでした。でも、だんだんと学校の様子も分かってくると思うので、全然心配する必要はありません。

 

基本的には生活が始まってから必要なものを買いそろえていくのでもいいかなと思いますが、今すでに分かっているものについては、4月に向けて、環境を整えておかれると、春を余裕をもって迎えられるかもしれないと思います。

 

 

 

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おまけ:和室の片隅のくぼみについて。

 

今はランドセル置き場になっているくぼみは、「防犯ライト用の窓」と「ルンバのための段」を設置するためにできたくぼみです。

 

この窓の上の天井には、毎日18時30分になるとタイマーで電気がつくライトが設置されています。窓は外の道に面していて、家に誰かがいるように見えるようになっています。

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この左側の壁の隣は、ルンバ対策で一段上がった場所になっています。以前のブログに載せた写真がこちらです(きたなくてすみません)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/selfmanagementforkids/20201115/20201115133312.jpg

 

 

書いていたらとても長くなってしまいました。つらつらとすみません。

 

今日も読んでいただきありがとうございます。明日は「3段ボックスに何が入っているか」を書きたいと思います。

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