年末年始の旅行を通じて学んだあれこれを書いてきた「旅は学びの宝庫」シリーズも、今日と明日で終わる予定です。
旅の最終日に立ち寄った秋芳洞(あきよしどう)。
何箇所も「石灰のつらら」がありました。
鍾乳石から垂れる水分に含まれた石灰分が 、下から蓄積されていくものを「石筍(せきじゅん)」と呼ぶそうです。
上から伸びてくるものは2cm伸びるのに250年、下に蓄積されていく石筍は2cm伸びるのに500年という説明がありました。
あと数ミリでつながりそうな石筍。それでもあと数十年かかる、ここまで来るのに一体何年かかったのだろうと眺めると、感慨深いものがありました。
秋芳洞をたっぷり堪能していると、私の頭の上に、ポチャンとしずくが。
私が「いま、しずくが頭に落ちてきた。母さんの頭の上につららができるかも」と冗談で言うと、下の子は私をものすごく心配して「いますぐお風呂に入りに帰ろう」と何度も言ってくれました。未就学児はなんとも可愛らしいです。
「カルスト台地」、言葉だけは社会でならっていましたが、ここまで石灰だらけとは・・・と、地下を眺めて感じたようでした。