我が家では、平日に毎日「論理エンジン」という国語の問題集に取り組んでいます。
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上のブログにも書いていますが、論理エンジンの特徴は、
- 各学年「レベル1」から「レベル10」までだんだん問題が難しくなっていく
- 各レベルは「ステップ1」から「ステップ5」の5ステップで構成されている
- 各レベルの一番最初にお話全体が載っていて、ステップ1は話の全体に関する問題、ステップ2〜4は話の一部分を切り取った問題
- 「ステップ5」は普通の国語の問題集とはちょっと違う考える問題
- 全体に話が面白い
という感じです。
「論理エンジン」はとてもいい問題集だと思います。
いつも参考にさせていただいている塾パパさん(id:jukupapa)の情報によると、出口先生の問題集は中学生用や高校生用もあるようです。
塾パパさん、情報ありがとうございます。
我が家では、12月頃にこの問題集に出会い、ひとつ下の学年のものに取り組んでいます。先日、ようやくレベル7までやってきました(本来であれば1週間でひとつのレベルが終わるので、もう少し進んでいるはずですが、年末年始などでお休みしていた期間があり、「まだレベル7」という見方もあるかもしれません)。
そのレベル7のステップ5の問題がこちら。
昨日書いた「タピオカ恐竜のポストイット」を貼りかえる時に、いつも次の日の問題をちらりと読むことにしています。例を見てすぐに「例に書いてある目標は、目標ではなく手段なのでは・・・」と疑問に思いました。
早寝早起きは、小学生にとっては目標になるのかもしれませんが、何か別に達成したい目標があるからこそ、その手段として早寝早起きをするのだと思います。
子どもには「この例は、目標と手段を履き違えていてあまりよくないと思うなぁ」という話をとしました。同時に「この例の『達成するためにはどうすればよいか』はとても具体的でいいね。何をどうするかを具体的に決めておいたほうが目標は達成しやすいよ」という話もしました。
結局、子どもは
- 目標1:毎日の勉強をさぼらない
- 達成するためにはどうすればいいか:時間がかかる勉強と苦手な勉強から先にやる
などと自分なりの目標を方策を書いていました。
ほほえましくて花丸をつけました。
論理エンジンは、国語の問題集ですが、生きるための基礎になることを一緒に学べる点がとてもいい問題集だと思います。成績を伸ばすことよりももっと大切なことを学んでいってほしいと常日頃思います。
論理エンジン(小学生用)には、緑色のシリーズと青色のシリーズがあり、青の方が難しいそうです。我が家はまだ緑色のシリーズをやっています。緑シリーズは1年生から、青シリーズは4~6年生のものがあります。学年のラベルはあくまで目安として、その子に合わせた問題集を手に取られるといいと思います。