自作の振り子でプチ実験①ー予習はしない方針です

とある平日の夕食の時に、子どもとこんな会話をしました。

子「今日から振り子入ったよ!」

私「ついにはじまった?振り子の振れ方のことって習った?」

子「まだ今日は予想したところで終わった」

私「そっか。じゃ、もうちょっとの間、ぴったりはお預けだね」

 

 

「ぴったり」というのは我が家で取り組んでいる問題集のことです。 

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ご家庭によっていろいろな方針があると思いますが、我が家ではあえて予習の学習はしない方針で生活しています。

 

小学校の授業では、どうなるんだろうと自分で考えたり、みんなで話し合う時間があります。そういう時に、すでに答えを知っていたら、どうでしょう?

きっと授業がつまらないものになると思います。

あれこれ自分の頭で考えることは、大人になってこれから子どもたちが生きていく上で本当に重要なスキルになると考えます。本当に答えを知らない状態で考えて議論すること、こんなに楽しいことはありません。ですから、何も知らない状態で学校の授業を受けて、自分の頭でしっかり考えて、みんなでしっかり議論してもらっています。

そして、完全に授業が終わったところで「ぴったり」で復習をしています。

 

 

私自身、予習の学習を始めたのは中学生からでした。中学校になると事前に教科書の問題を解いてから授業を受けて、授業の後にもしっかり復習することが大切になると思っています。

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夕食の会話には続きがあります。

私「ふりこ、どんな風に予想したの?」

子「みんなの意見もばらばらで、私ももうどうなるのかよく分からなくなってきちゃったんだよね。重さとかで振れ方は変わりそうかなとは思うけど、どんな風に変わるのかはよくわからくなっちゃって。」

私「そっか。」

子「今日、NOBU先生(英語の教材です)やめてふりこ作ってみようかな」

私「いいんじゃない」

子「じゃ、そうする」

 

ということで、子どもがひとりで振り子作り。楽しそうにやっているので横から一枚写真を撮らせてもらいました。自分なりに考えて、自分の部屋にあった毛糸と下の子のスーパーボールを使うことにしたようです。

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工作好きなのでグルーガンはお手の物です。あっという間にひとりで3つの振り子を作りました。

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学校の授業で、みんなでいろいろと相談したり、結局どうなるのかなぁと考えながら学校から帰ってきて、振り子を作ってみる。

テストの点数を取るためだけなら、そんなプロセスはいりません。

でも、大人になってからも必要な能力を身につける上では、とても大切なプロセスだと考えています。

 

「小学校の間は予習はしない」

賛否両論あるかもしれませんが、我が家ではこれからも続けていきたいと思っています。

 

 

グルーガン、家に一台あるといろいろできて楽しいです。1000円ちょっとで購入できます。

 

 

明日は、振り子の実験結果について書きたいと思います。