学童生活で心に残った言葉-①「Doの居場所」と「Beの居場所」

娘は、父母が運営する地域の学童に通っています。月に1度の保護者会の他、親の負担もありますが、民間の学童も見比べた上で、仲間の中での心の育ちを考えて今の学童に決めました。

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学童に6年間通っている中で、いくつか心に残った言葉を、3日間に分けてご紹介したいと思います。

 

 

今日ご紹介するのは、「Doの居場所」と「Beの居場所」という言葉です。

 

子どもの「居場所」には二種類の居場所があるそうです。

 

「Doの居場所」は、野球やサッカーや水泳や勉強など、何か活動をする「居場所」。毎日のように野球のクラブチームに通い、何かをDoする居場所です。活動を通して多くを獲得する立派な居場所だと思います。

 

一方で、「Beの居場所」は、ただそこにいるだけでいい「居場所」です。娘の学童はほとんどの時間が「Be」の状態です。娘の場合は、学童に行くとみんなで遊ぶことももちろんありますが、ひとりでごろごろ寝転んで漫画を読んだり、ただ何もせずに寝転んでいる時間もあるようです。

夏の出し物披露のようなイベントに向けての取り組みの時間は「Do」している時間だと思いますが、その他はずっと「Be」なんだろうと思います。 
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多くの子どもにとって(もちろん我が家のように学童を利用している子どもにとっても)、自宅は「Beの居場所」でしょう。「Beの居場所」が安心できる場所であることは、子どもの育ちにとても大切なことだと思います。

 

何もしなくてもいい、ぼーっとしていてもいい、ごろごろしていてもいい、テレビを見ていてもいい、漫画を読んでいてもいい、ただそこにいて脳みそを休める時間は心と身体の安定のためにとても大切な時間だと思います。

 

 今の子どもたちはとても忙しいので、自分が子ども時代に比べると「Beの居場所でBeできる時間」が減ってしまっているように思っています。自宅でまで「Do」しなければならなかったら、子どもの心は疲れてしまいそうです。まずは親が意識して「Beの居場所でBeできる時間」をある程度は確保してあげることが必要なのかなと思います。

 

今日も読んでいただきありがとうございます。明日も学童で聞いた心に残った言葉をご紹介します。

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