今日は、昨日の一蘭の話の続きです。
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ご存知の方も多いかもしれませんが、一蘭は、ひとりひとり食事ブースが分かれていて、ラーメンを食べている間は一切会話がありません。
(画像は https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/takuma-otsuka/2019-00160 より引用)
まぁ、ブースが分かれていなかったとしても、美味しい状態でラーメンを食べようと思ったら会話している暇なんかないですけどね…。
替え玉したければ箸袋に記入して注文する(※)ことは子どもたちもわかっているので、一杯目のラーメンが来る前に娘には小銭を渡しておき、一杯目をそれぞれが黙って食べて、それぞれが好き好きに替え玉をして食べていました。
ちょうど私が半玉の替玉を注文したタイミングで、息子が隣のブースから「僕も替玉したい。お金ちょうだい」と言いました。覗くと、「子どもラーメン」を綺麗に食べきっています。もしもおかわりして食べきれないと良くないと思い、とりあえず、私にきた替玉を息子の器にも少しわけてあげました。
※替え玉とは、スープはそのままで麺だけおかわりすることです。一蘭では、「1玉」か「半玉」の替玉が選べます。箸袋が注文票になっていて、備え付けのペンで記入して、小銭と一緒に箸袋を出すと、替え玉を注文できます。注文ボタンが正面の机の上についているので、そのボタンを押すと、店員さんがきてくれます。
娘だけが2回替え玉をしたので、娘が食べ終わるのを待っていた時の話です。
息子が私のブースをのぞき込んで小声で言います。
息子「もう食べ終わっちゃった」
私「まだ食べる?」
息子「もうちょっとだけ、たべたい」
私「あともう半玉行ける?」
息子「半玉はいけない」
私「母さんも、もう食べられないから分けっこも無理。ちょっと時間置くとお腹ふくれてくるから、ちょっと待ってな。姉ちゃんがまだ食べてるから、そのまま黙って座ってて」
息子「はい」
(1分ほどの沈黙の後)
息子「ねぇ、母ちゃん、100かける100って、いちまん?」
私「・・・!?」
息子「100かける100の答えって、「いちまん」であってる?」
私「あってる。でも今はやめて。みんな静かに食べてるし。今話すのはうるさいから」
息子「はい」
(息子、また正面を向く)
お店を出てから、息子とこんな会話をしました。
私「さっきの100かける100の話、なんだった?」
息子「暇だったから、考えたの。」
私「?」
息子「前に姉ちゃんが、かけ算のことを教えてくれたの。2かける3は、2が3個あるって意味なんでしょ?」
私「うん」
息子「だから、2かける3は、”2たす2たす2”で6なんでしょ?」
私「うん」
息子「それで、暇だったから、100かける100を考えたの。それで1万だなって思ったから、答えがあってるかなっておもって」
私「そう、すごいね。どうやって考えた?」
息子「まず、100かける10を考えて、100円が10個で1000円だから、100かける10は1000。」
私「うん、あってる」
息子「やった!」
私「(かわいい)」
息子「次に、"100かける100"の場合は、さらに10かけないといけないから、1000円が10個だから、1万だなっておもった」
私「どうして”さらに10かけないといけない”っておもったの?」
息子「だって、100をかけるんでしょ。10が10個あったら100だから、10かけた後にもう一度10をかければ、”100をかける”ってことになると思ったから」
私「天才だね(親バカ)」
息子「あのあと、1000かける1000も考えたよ。10万でしょ?」
娘「ちがうでしょ、100万でしょ」
息子「(息子、うなだれつつ、少し考えて)あー、そうか、間違えた。100万か…」
娘「ゼロの数を数えりゃ分かるでしょ」
私「まだそういうの習ってないから」
娘「ださっ」
私「そういうこと言うの、やめなさい」
息子「まぁまぁ。姉ちゃんは僕に教えてくれてるんだから、怒らない怒らない」
私「・・・・」
息子が一番大人です。
小学1年生は何をやっても可愛らしいです。中学1年生は……まぁ、息子ばかり褒められるのが気に入らないのでしょうかね…。
今日も読んでいただきありがとうございます。小学生の子育てはそんなに悩みませんが、中学生の子育てについては日々悩みが多いです。いつも支えていただきありがとうございます。